山手線新駅開業に向けての記録(4)「品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)」としてJR東日本が概要を発表、隈研吾がまた登場!


JR東日本が、「品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要を発表した。「本開業は、2024年頃の街びらき時を予定しています。2020年春に暫定 開業を予定しており、駅正面付近においてはイベント等の開催も検討しています。」と今までの計画を踏襲している。驚いたのは、新国立競技場の設計も担当する隈研吾がデザインアークテクトとして、2014年から設計作業に関わっていたことだ。時間軸的には前者のほうが後だが。

品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について

詳細は本日JR東日本が発表した添付概要に譲るが、デザインは、同社の渋谷駅、宝積寺駅等における実績を踏まえ、隈研吾(事務所)が デザインアーキテクトとして、2014 年から設計作業を進めているとのことだ。

隈研吾(事務所)といえば新国立競技場の設計などでも大忙しの中(「隈研吾事務所大忙し 新国立競技場から三越日本橋本店まで」・「隈研吾著「なぜぼくが新国立競技場をつくるのか」 パッションと現状認識による謙虚さが原動力」)、この大きなプロジェクトにも関わっていたとは驚きだ。他の設計者はどうなってしまっているのか。

JR東日本は2014年6月3日、「田町~品川駅間に新駅を設置し、まちづくりを進めます」という公式発表後、2015年8月31日には、「品川開発プロジェクトにおけるまちづくりの基本概要について」 を出していた。

市川宏雄氏も登壇 第3回日経不動産投資フェア、9月10日(土)開催」での市川先生が何をおっしゃるかも気になるところだ。

私自身、今年8月から以下のように、「山手線新駅開業に向けての記録」を周辺の開発・変化を含めてより詳細にフォローし始め、今回が(4)になる。

山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理

以下、「山手線新駅 品川開発プロジェクト品川新駅(仮称)」と切っても切れない、過去のブログ内「山手線新駅・品川駅再開発」・「羽田空港」・「京急」関連記事を添付した。

2016年5月に作成した「高輪 山手線新駅・品川駅再開発」

高輪 山手線新駅・品川駅再開発(1)概要とJR東日本
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(2)主要当事者整理
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(3)京急
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(4)西武ホールディングス
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(5)交通インフラ
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(6)泉岳寺と赤穂浪士
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(7)二本榎通りと伊皿子坂・魚籃坂・桂坂・柘榴坂
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(8)田町駅東口北地区地区計画
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(9)ユニークな道
高輪 山手線新駅・品川駅再開発(10)周辺マンション

過去のブログ内羽田空港・京急関連(上記の「高輪」シリーズ以外)

三田 綱の手引坂・日向坂(7) マンション資産価値に対する中長期プロジェクトの効用」、羽田空港国際化進展ニュースをきっかけに不動産購入
山手線新駅・品川再開発・インバウンドの主役たち(京急)」
品川 ガーデンカフェ ウィズ テラスバー(シナガワグース内)
品川駅 京急ショッピングプラザ ウィング高輪 West内 「バルバッコア ビア ガーデン」7月8日オープン
京急EXイン 品川・泉岳寺駅前(三田3丁目)、2016年6月23日からオープン
京急 羽田空港周辺で賃貸マンションの開発・管理を強化
京急EXイン東銀座、2016年8月25日開業へ 着実に広がるテリトリー
民泊 旅行予約サイト ブッキング・ドットコム(オランダ)が東京都大田区で実証実験」、羽田空港のある大田区にフォーカス
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浜松町 JR東日本に加え、野村不動産も再開発へ(総事業費3500億円、2020年着工)」、羽田空港とは一蓮托生
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