2017年2月10日、JR東日本と都市再生機構(UR)は、山手線と京浜東北線の品川-田町間に建設する新駅の起工式を開いた。
五輪に照準、山手線新駅の起工式 品川-田町間
添付記事(日経)にあるように、JR東日本と都市再生機構(UR)は2月10日、山手線と京浜東北線の品川―田町間(2.2キロ)に建設する新駅の起工式を開いた。東京五輪・パラリンピック開催を直前に控えた2020年春に暫定開業する。
1階に設けるホームには山手線と京浜東北線が乗り入れ、2階と3階に改札口や店舗などを設ける計画となっている。新駅は品川駅から約0.9キロ、田町駅から約1.3キロの位置に建設される。
「山手線新駅開業に向けての記録(7)名前は何がいい?」で取り上げた新駅名に関して、JR東冨田哲郎社長は記者団に対し「新しい駅の名前は地元の皆さんの意見などを踏まえながら、今後、検討していきたい」と述べた。
日経朝刊記事の中では、「山手線新駅開業に向けての記録(2) 泉岳寺駅周辺(高輪地区)のホテル建設」で取り上げた東急ステイなどホテル建設についても書かれていた。
なお、JR東から発表されている現時点での詳細は前回の「山手線新駅開業に向けての記録(8)JR東日本冨田社長が予想乗車人数・周辺開発スケジュールなど明かす」で取り上げた。
山手線新駅・品川駅再開発に関してのこれまでの詳細は以下でご確認いただけたら幸いです。
「東京の玄関口」 東京オリンピック前後それぞれの戦略、日経朝刊が「京急、品川の複合ビル 規模3倍に」との記事掲載
添付の中で、「東京の玄関口」としての注目エリアをブログ内記事で整理した<1.築地、2.浜松町駅、3.田町駅・三田駅、4.山手線新駅(品川新駅、仮称)・泉岳寺駅~品川駅、5.羽田空港・京急、6.横浜>。
「高輪 山手線新駅・品川駅再開発」(2016年5月作成)
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(1)概要とJR東日本
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(2)主要当事者整理
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(3)京急
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(4)西武ホールディングス
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(5)交通インフラ
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(6)泉岳寺と赤穂浪士
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(7)二本榎通りと伊皿子坂・魚籃坂・桂坂・柘榴坂
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(8)田町駅東口北地区地区計画
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(9)ユニークな道
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(10)周辺マンション
特に、「山手線新駅(品川新駅、仮称)開業に向けての記録」は2020に向けアップデートしていく