八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x タイムスケジュール


2021年から2029年にかけ、さらにはその先に向け八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発の竣工が数多く計画され、このエリアが大変貌をとげることになる。時間軸でフォローし易いように年別竣工予定スケジュールを作った(2023年4月アップデート)。

八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x 八重洲口3大ミクストユース大規模複合再開発x地下バスターミナル整備

プロフィールにも書いたが、このブログでは築地中央卸売市場再開発、山手線新駅・品川駅再開発などに注目し、その周辺地域を含めた変化を楽しんできたが、今後は八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発と築地市場再開発を含めた中央区の大変貌により注目している。
仕事で長い間親しんだ丸の内・大手町やリーマンショックからアベノミクスの終わり後まで11年間住んだ港区に比較しても、このエリアの今後5年~20年の変化は格段に興味深い。もはやライフワークとなっている再開発モニターのため2020年に中央区に引っ越してきた。
 
八重洲エリアは東京駅に近接する唯一無二の交通結節点であり、以下のタイムスケジュールのうち特に、

 
LOCATION
 
※白の吹き出しは東京建物が手掛ける施設
 
   
 
築地八町堀日本橋南絵図
 
三井不動産に次ぎ八重洲再開発に大きくかかわる東京建物社長は、「東京駅の八重洲側のポテンシャルは高い。リーシング(物件へのテナント付け)を行うと、地下鉄よりもJRの駅のほうが魅力が高いと強く感じる。その中で特に東京駅は特別な存在だ。ただこれまで八重洲側は開発が進んでおらず、古い中小ビルが多かった。今後八重洲側の再開発が進めば、丸の内側を超える評価を得てもおかしくない」と述べている。
 
冒頭写真は東京駅八重洲口2階テラスから撮影した八重洲通りで右側に「東京ミッドタウン八重洲<==八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発」が左側に「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発」が竣工されていき、先行して再開発が続いている日本橋や京橋との結びつきもさらに強化されていく。
 

ヤン・ヨーステン(オランダ人)==>「耶揚子(やようす)」(日本名)==>八重洲の話は数多く語られているので詳細は割愛。東京駅八重洲口は1929年12月16日に開設された。東京駅自体は1914年12月18日に完成。

丸ビル5階のテラスから。冒頭写真と同じ方向を撮影。東京駅の向こう側が八重洲通り。
八重洲口3大ミクストユース大規模複合再開発が関わるバスターミナル整備はブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x 東京駅八重洲地下バスターミナルx京王電鉄バス」で取り上げたように運営業者も決定した。
 
八重洲口、丸の内含めた東京駅周辺は以下の感じ。
 
 
 
 

八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x日本橋水辺空間誕生

八重洲口3大ミクストユース大規模複合再開発に次ぐ、もう一つ大きな特長は三井不動産が主導する日本橋再生計画第3ステージの中の3つの重点構想の1つである豊かな水の再生計画だ(他の2つは新たな産業の創造と世界とつながる国際イベントの開催)。江戸時代から歴史や2004年の「COREDO日本橋」の開業を皮切りに始まった日本橋再生計画第1ステージから日本橋再生計画第2ステージまでの振り返りは「日本橋再生計画第2ステージまでの振り返り」に詳しい。
 
 
日本橋北神田浜町絵図
 
 
三井本館。国指定重要文化財。越後屋呉服店や三井両替店が店を張っていた場所に立つ。関東大震災後、1929年に再建された。花崗岩仕上げてのコリント式。
日本銀行本店。国指定重要文化財。東京駅駅舎を手掛けた辰野金吾設計。1896年に完成。石積みレンガ作りという技法で建てられ、関東大震災でもびくともしなかった。
日本橋三越。本館は日本で初めてのデパート。国指定重要文化財。1914年に完成したルネッサンス様式。
日本橋高島屋。1933年に建てられた本館は国指定重要文化財。
日本橋。国指定重要文化財。1603年に初めて架橋された。日本橋の向こうには日本橋三越が見える。

歌川広重の「日本橋 朝之景」(東海道五拾三次)

 

三井不動産が推進する初の川沿い再開発事業となる

加えて最終的には

 

八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール(年もしくは年度)

#過去10年の主要な再開発
#八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x 地図・配置図、以下の記事から地図・配置図のみ抜粋
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<2021年>
 
 
  • KABUTO ONE、8月暫定竣工予定、地上15階建て、平和不動産が推進する日本橋・茅場町再活性化プロジェクトの一環。渋沢栄一にゆかりのある街。
 
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<2022年>
 
  • 本の森ちゅうおう(仮称)、12月開業、地上6階建て、京橋図書館が八丁堀駅近くへ移転。郷土資料館、生涯学習機能を集約した複合施設。
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<2023年>
<2024年>
 
 
<2025年>
 
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<2026年>
 
 
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<2028年>
 
以下は日程もしくは詳細不明。
 

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