八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x「復興建築 モダン東京をたどる建物と暮らし (味なたてもの探訪)」


2020年12月2日(水)、関東大震災後に生まれた「モダン東京」の街と建物から、1920〜30年代の復興建築130以上を収録する本が発売された。

「復興建築 モダン東京をたどる建物と暮らし (味なたてもの探訪)」

ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2027年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。各再開発を整理すると、1929年の関東大震災で倒壊した建物、持ちこたえた建物、その後復活した建物に出会う。
 

この本は、「関東大震災後に生まれたモダン東京の街と建物から、都市の熱気、人々の思いが見えてくる−。変わり続ける東京の“原点”を知る、1920〜30年代の復興建築130以上を収録する。」とのことで非常に興味深い。

<取材先>
・もう一度来たい江戸趣味玩具店「助六」(浅草)
・東洋趣味を基調とした百貨店「高島屋日本橋店」(日本橋)
・時を受け渡す古書店「一誠堂書店」(神保町)
・日本で最初にできた教科書図書館「東書文庫」(王子)
・人の縁と思いが繋ぐオフィスビル「第2井上ビル」(茅場町)
・夕暮れがうつくしいカフェ「カフェおきもと」(国立)

<復興建築 タイムスリップMAPエリア>
・日本橋エリア
・銀座・新橋エリア
・丸の内・有楽町エリア
・水道橋・神保町・九段下エリア
・浅草・蔵前・両国エリア
・上野エリア【商品解説】

 
 

八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x「復興建築 モダン東京をたどる建物と暮らし (味なたてもの探訪)」

特に、ブログ内では焦点を当てている八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発エリアでは、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x 大規模商業施設」やブログ内「日本橋x日本橋高島屋x「装飾をひもとく~日本橋の建築・再発見~」」などで取り上げた日本橋高島屋も含まれている。
 
 
さらに、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x アート x百貨店・画廊」で取り上げた画廊・ギャラリー須知が入っており、阿部寛主演の「まだ結婚できない男」でも使われた日本橋茅場町の第二井上ビルも含まれている。
 
第二井上ビルは、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x橋(1)川に架かる橋」で取り上げた亀島川にかかる霊岸橋の近くにある。日本橋茅場町から新川に渡る手前の右側にある。
 
外観 【第二井上ビル】