築地 東京中央卸売市場跡地再開発(9)築地場外市場と豊洲場外市場


築地場外市場、豊洲場外市場は日本人観光客のみでなく、インバウンド向け集客力も高く、双方とも創意工夫して相乗効果を生み出して欲しい。

築地場外市場は守る側

築地居住時、最低週1回は食事か買い物に行っていた。今でも月1回は訪れる。2016年11月7日、東京中央卸売市場が豊洲に移転するにあたり、業界筋に築地での仕入れを続けてもらう目的で10月15日、「築地魚河岸」がオープンされる予定。場内の仲卸業者約60店舗が出店する。多くの場外店舗を引っ張っていく存在になってもらいたい。外食産業内での競争激化も想定される。

5月3日、「ありがとう築地。築地市場まつり」が場内で開催された朝、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」を聞いていたら、業界関係者は「場内あっての場外」という声も多いようだが、消費者は「築地場外市場の雰囲気が好きだし、豊洲は少し遠い」という声もあり、私も同意見だ。1日で15万人が訪れたが、過去最多を記録した『ニコニコ超会議2016』の4月29日・30日合計15万2561人(ネット来場者数は約555万人と昨年の約794万から減少)と同水準だった。

個別マンション整理(過去ブログより)

豊洲新場外市場は攻める側

大和ハウスや正月のまぐろセリで有名なすしざんまいが建設・運営から諸条件が合わず撤退した千客万来施設という場外市場があり、東京都は3月4日、温泉施設運営会社万葉倶楽部(神奈川県小田原市)が事業予定者になると発表万葉倶楽部という横浜みなとみらいの温浴施設は初めて耳にしたが、今後の進捗や築地場外市場との競争が注目される。

以下が、(1)~(10)リスト