TOKYO TORCH Torch Tower(トーチタワー)は三菱地所が主導する2027年竣工予定で地上63階建て、高さ日本1の390メートルを誇る。2021年には永代通り沿いで隣接するTOKYO TORCH 常盤タワーが竣工される予定だ。
TowerTOKYO TORCh Torch Tower トーチタワー(2027年竣工予定)
今回は「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」から三菱地所が主導するTOKYO TORCH Torch TOWERを取り上げる。2021年6月竣工予定のブログ内「TOKYO TORCH 常盤橋タワー 三菱地所」に永代通り沿いで隣接するJRの線路側まで一体を占める。冒頭写真にある既存の朝日生命大手町ビル、日本ビルなどは今後解体される(冒頭写真の高いビルが前者で、低いビルが後者)。
現時点で国内最高のあべのハルカス(300m)、2023年3月竣工予定の虎ノ門・麻布台再開発地区メインタワー(325m)を抜いて、国内最高となる予定だ。オフィス、商業施設、都市観光施設、国際級ホテル、大規模ホールなどで構成される。
地下鉄コンコースとの直結により、東京駅・大手町駅には雨に濡れることなくアクセス可能で、八重洲、大手町、丸の内、日比谷、その先まで地下歩行者ネットワークで移動できることになる。将来的には、日本橋駅方面へも地下歩行者ネットワークが開通予定だ。
因みに、常盤橋タワー、Torch Towerともブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x映画「シン・ゴジラ」」で既に実在するビルとして登場している。





永代通りを挟んでTOKYO TORCHの向かいに立つのがサピアタワー(手前が鉄鋼ビル)。
詳細は添付HPにあるが、江戸時代、常盤橋は、江戸城へ向かう表玄関である常盤橋御門が存在する場所で、参勤交代の際には、常盤橋御門から江戸城の正面玄関である大手門までの道が、正式ル―トとして使われていた。
また、現存する石造の「常磐橋」は、明治時代に入ってから、現在の飯田橋付近に架けられていた小石川御門の石垣を利用して造り替えられた物で、都内最古の石造アーチ橋として、国の史跡にも指定されている。



常盤橋公園にはブログ内「Kabuto One 茅場町駅直結 平和不動産」で記した渋沢栄一の銅像がある。2020年10日25日現在、常盤橋公園自体は閉鎖されていて、銅像だけが見れるようになっていた。
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x中央区観光検定x渋沢栄一」で取り上げたように、中央区では2021年1月23日(土)に実施される第13回中央区観光検定で「中央区と渋沢栄一」を出題テーマにした。

以下、首都高速道路 日本橋区間地下化事業(首都高速道路株式会社)から。TOKYO TORCHは日本橋川周辺の水辺空間誕生の一端も担う。