東京都x平和不動産x日本橋兜町x「FinGATE TERRACE」


茅場町駅周辺は日本橋兜町と日本橋茅場町(1~3丁目)とあり、平和不動産の独壇場となっている。同社の運営する「FinGATE TERRACE」が金融庁および財務局が開設する「拠点開設サポートオフィス(Financial Market Entry Office)」に選定された。

平和不動産X「FINGATE TERRACE」

ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2028年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。茅場町駅周辺は永代通りを挟んで両サイドに日本橋兜町と日本橋茅場町(1~3丁目)で構成されている。
 
日本政府は香港の国際金融センターとしての機能が政情不安の影響で低下していることを受け、受け皿として日本への誘致に力を入れている。詳細は添付リリースに譲るが、「拠点開設サポートオフィス」は、日本拠点開設を検討する海外金融事業者に対し、新規に日本に参入する海外の資産運用会社等の登録に関する事前相談、登録手続き、登録後の監督を英語で行ない、またこれらの業務をワンストップで提供する相談窓口である。
 
ブログ内「Kabuto One 茅場町駅直結 平和不動産」などでも取り上げた平和不動産はこの事業に係る事務所借り上げの企画競争に参加し、選定された。「拠点開設サポートオフィス」は、6月頃、「FinGATE TERACE」の7階にオープンされる予定だ。
 
 

日本橋兜町x平和不動産

日本橋兜町では国内初(1923年)の銀行として建てられた歴史的建造物(第一国立銀行、現みずほ銀行)がある一方、東京証券取引所の裏手にマイクロ複合施設「K5(ケーファイブ)」(兜町第5平和ビル)が2020年2月1日にオープンするなど、エリア活性化が既にスタートしている(別記事)。

これらは現在のみずほ銀行の建物以外は全てブログ内「茅場町x平和不動産x兜LIVE!」でも取り上げた平和不動産の所有物だ。ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x「食」x食文化の継承と革新」で取り上げたように、平和不動産も「食」に関して一定の貢献をしている。

2020年10月、世界108都市で展開するするシティガイド「タイムアウト」が、「世界で最もクールなローカルエリア」のトップ40を発表したが、日本橋兜町が日本で唯一34位に選出された