2020年12月10日、東京建物は食を中心とした社会課題解決に繋がるエコシステム構築を世界中の都市で手掛けている「Future Food」と連携し、「食」に関わる社会課題解決のための団体「FUTURE FOOD HUB IN JAPAN」を発足すると発表した。
「FUTURE FOOD HUB IN JAPAN」
ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2027年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。各再開発を整理していると、三井不動産主導のプロジェクトに最も頻繁に出会うが、次に出会うのが東京建物だ。
イタリアに本拠地を置き世界最大規模のグローバルネットワーク「Future Food」と連携した「FUTURE FOOD HUB IN JAPAN」設立の背景と目的は添付記者発表に譲るが、活動指針と取り組みは以下の通りだ。
以下の地図にある、TOKYO FOOD LAB やSUIBA、シティラボ( 東京スクウェアガーデン内)等の京橋エリアにおける「持続可能な社会の実現」や「社会課題の解決」に取り組む施設を総称して「Future Food Kyobashi Living Lab」と呼ぶ。各施設やそこでの各取組みを連携させながら、「Future Food Kyobashi Living Lab」として2021 年には以下
の3 つの活動を本格的に進める。
①食の知識と意識を向上させるための教育活動
②食の未来にイノベーションを起こす人を育てるコミュニティプラットフォームの創出
③社会に変化をもたらすイノベーションの発掘・加速

三井不動産が主導する日本橋再生計画第3ステージの3つの重点構想の1つが1)新たな産業の創造で、
- ブログ内八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発xライフサイエンス事業x武田グローバル本社など大手製薬会社」で取り上げた「ライフサイエンス」や、
- ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x宇宙ビジネスx「X-NIHONBASHI」」で取り上げた「宇宙」、
- 「モビリティ」
と共に、 - 「食」が含まれている。
因みに、他の2つの重点構想はブログ内「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発 三井不動産 日本橋再生計画」などで取り上げた2)豊かな水の再生と3)世界とつながる国際イベントの開催となっている。
八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発X東京建物
ブログ内「東京建物x 八重洲・日本橋・京橋エリアワーカーの不必要な出勤の抑制図る実証実験」では東京建物によるこのエリアでの実証実験を取り上げているが、同社の既存ビルに加えて、以下が同社が手掛ける再開発案件だ。
- ブログ内「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発 東京建物」(2025年竣工予定)
外堀通り沿いの見えている部分はECC看板のあるビル以外対象外。 - ブログ内「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業 東京建物」(南街区2030年度、
北街区2035年度、日本橋川沿い活性化への取り組み)