現在、丸の内の東京ビルディングに本社のある田中貴金属工業は日本橋茅場町に本社ビルを建築中である。2024年2月に竣工予定である。
田中貴金属新本社x日本橋茅場町
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2029年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしているが、同じ中央区内のブログ内「築地中央卸売市場跡地再開発x築地エリアの変貌」にも非常に興味を持ってフォローしている。
田中貴金属の店舗では銀座中央通り沿いで銀座1丁目にある銀座本店が最も印象的だが、本社は丸の内の東京ビル内にある。同社が新本社建築の場所に選んだのが日本橋茅場町のすずらん通り沿いである。
永代通りを挟んだ北側の日本橋兜町ではブログ内「Kabuto One 茅場町駅直結 平和不動産」の前後して再開発機運が加速度的に増しているが、南側の日本橋茅場町でも同様な動きが強くなっていくと思われる。
個人的に注目しているブログ内「東京都中央区新川の変貌 with 八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x銀座・築地周辺再開発」からも徒歩数分~十数分圏内にある。


以下、すずらん通り沿いから撮影。


日本橋兜町x日本橋茅場町x平和不動産
以下の地図にあるように日本橋兜町、日本橋茅場町は東京証券取引所をも所有する平和不動産が意識的に土地を買い進め、再開発を加速化させている。さらに、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x「食」x食文化の継承と革新」で取り上げたように、平和不動産は「食」に関して一定の貢献をしている。

ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x東京高速道路(kk線)廃止・緑地化構想x築地アメニティ整備構想」(2030年代から40年代にかけての段階的な整備)などで取り上げた銀座と築地の一体化への動きと同様、日本橋と日本橋兜町・茅場町の一体化も今後興味深く見守りたい。以下の地図のように永代通り沿いには今後数年~十数年と再開発計画が目白押しとなっている。詳細はブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」をご参照願いたい。