2022年9月6(火)、江戸時代から500年の歴史を持つ屋形船が国内初のミドリムシ由来のバイオ燃料を使って隅田川の運航を始めた。
隅田川の役割
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2029年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしているが、同じ中央区内のブログ内「築地中央卸売市場跡地再開発x築地エリアの変貌」にも非常に興味を持ってフォローしている。
ブログ内では必然的に隅田川が頻繁に登場する。築地中央卸売市場跡地再開発をはじめ、以下の図にあるように銀座と築地をより密接につなげようとしているブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x東京高速道路(kk線)廃止・緑地化構想x築地アメニティ整備構想」(2030年代から40年代にかけての段階的な整備)でも隅田川まで一体化した内容となっている。
以下の「中央区築地まちづくりの考え方(2021年10月)」からも同様の感がある。
築地市場跡地(面積約23㌶)は、都が敷地に定期借地権を設定し、民間事業者に貸し付けて再開発を実施する。将来像として、浜離宮恩賜庭園や銀座、隅田川などに近接する地域のポテンシャルを生かし、国際会議場の機能を中核とした文化・芸術・テクノロジー・スポーツ・ウェルネス(健康増進)などの機能が融合した拠点に成長させたい考え。
ブログ内「東京都中央区新川の変貌 with 八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x銀座・築地周辺再開発」に結びついた一つの要因でもある。


隅田川x屋形船xミドリムシ
きっちり数えたことはないが、隅田川に毎夜何隻(もしくは数十隻)も行き来しているのが屋形船だ。今回、東京都HP記事にあるように9月6日(火)から一週間程度、
株式会社ユーグレナが開発したミドリムシ由来のバイオ燃料を使用した運航を始めている。運航ルートは浅草橋~お台場周辺で2時間半の過程で以下の中央区佃の有名なスポットも通ることになる。
以下の写真は中央に佃の高層マンション群があり、右手が中央区新川側の隅田川テラス(新川公園)で中央大橋を超えて築地方面に向かう。左手は江東区越中島川で最終的にお台場に向かうルートとなる。屋形船は両サイドを通るコースがあるが、常に佃島前に止まって写真撮影タイムを設けている。桜観賞の名所でもある。
さらに、中央区新川の隅田川テラスはブログ内「テレビ朝日「ドクターX」x大門未知子ジョギングコースはどこ?x中央区新川「隅田川テラス」」のように多くのテレビドラマやCMの舞台になるなど、隅田川全体の中でも浅草周辺と並んで有名なロケーションとなっている。
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x主要道路 x新川から隅田川へ」で取りあげたように東京駅八重洲口から出る八重洲通り隅田川につながっている。