日本橋x食の複合施設「GROWND -nihonbashi-」x 日本橋室町一丁目再開発


2020年12月、日本橋のむろまち小路に食の複合施設「GROWND -nihonbashi-」がオープンした。ホットサンド専門店「HOT SAND LAB mm」、「和菓子屋 かんたんなゆめ 日本橋別邸」などが入っている。数年後には着工する「日本橋室町一丁目再開発」の一角を占める場所だ。

日本橋x食の複合施設 「GROWND -NIHONBASI-」

ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2027年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。その中で、中央通りを挟んで日本橋三越本店の向かいで計画されているブログ内「日本橋室町一丁目再開発 三井不動産」(2026年竣工予定)のA街区対象地域に「むるまち小路」という風情あるみちがある。
 

詳細は添付記事に譲るが、その「むろまち小路」の一角に株式会社NODが「GROWND -nihonbashi-」という期間限定食の複合施設をオープンした。2019年まで130年の歴史を持つ江戸前鮨屋「蛇の市本店」が昭和10年より84年にわたり、お店を構えていたところで、ビル自体は三井不動産が所有する。

入店するのは以下の通り。2階はStudioとなっている。

  • 1階は完全キャッシュレスの次世代型の飲食店プロトタイプとして、ホットサンド専門店「HOT SAND LAB mm(ホットサンドラボ・ミリ)」が入る。様々な飲食店や食ブランドとコラボレーションする実証実験店舗となる。
 
  • 3階には、「和菓子屋 かんたんなゆめ 日本橋別邸」がオープン!
    2019年7月、渋谷にて営業開始した創作和菓子屋かんたんなゆめ の日本橋別邸。従来の喫茶営業や和菓子購入に加え、お酒やおばんざいも楽しめるようになる。
日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業
 
 
中央通り。左側手前が日本橋三越新館で、むろまち小路は右側にある。
むろまち小路。中央通りから撮影。少し歩いた右側にある。
 
 
 

日本橋再開発x三井不動産

三井不動産は2004年の「COREDO日本橋」の開業を皮切りに始まった日本橋再生計画第1ステージから日本橋再生計画第2ステージ(「日本橋再生計画第2ステージまでの振り返り」)を経て、ブログ内「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発 三井不動産 日本橋再生計画」(2025年竣工予定)から日本橋川の水辺空間再生本格化などを含む日本橋再生計画第3ステージに入る。
 
 
特に、水辺空間再生の前提となるのは「ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x日本橋の首都高地下化工事スタート」(地下化計画が2035年で現在の首都高撤廃が2040年)である。