三井不動産 x 宇宙x「NIHONBASH THE SPACE」


三井不動産が2020年11月25日(水)~2021年1月17日(日)、宇宙をテーマとしたエンターテインメントイベント「NIHONBASH THE SPACE」を開催する。大晦日から元旦にかけては「宇宙の初日の出」をLIVE配信する計画だ。

NIHONBASHI THE SPACE BY 三井不動産

詳細は添付HP上に11月25日(水)に掲載されるが、三井不動産が先日のブログ内「三井不動産x宙フェス2020東京日本橋 in 福徳の森&仲通り」に引き続き宇宙をテーマにしたエンターテインメントイベントを開催する。
 
野口宇宙飛行士のISSからの放送や、ふたご座流星群の最大化、「はやぶさ2」の帰還などの宇宙イベントに連動して流星連動型イルミネーションアート「流星のクーポラ」やコロナ終息を願って日本橋から空に光を放つ「希望の光」などの関連イベントを予定されている。
 
コレド室町テラスで大屋根広場では流星連動型イルミネーション「流星のクーポラ」を楽しめる。
流星連動型イルミネーション「流星のクーポラ」
 
11月16日(月)にはプレ配信イベントとして野口聡一さんら4人の宇宙飛行士を乗せたSpaceX社の宇宙船「Crew-1」打ち上げの様子が、日本橋にある「宇宙ビジネス拠点X-NIHONBASHI」からライブ配信された。打ち上げを待つ間に協力企業の日清食品や亀田製菓などが開発した宇宙食版「カップヌードル」や「チキンラーメン」、「柿の種」が紹介された。
クルードラゴンは米起業家のイーロン・マスク氏が設立したスペースXが米航空宇宙局(NASA)の支援を得て開発した。今回が本格運用の第1弾で国際宇宙ステーション(ISS)に半年間滞在する予定だ。
 
ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2027年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。各再開発を整理していると、三井不動産が主導する日本橋再生計画第3ステージが何度かフォーカスされている。
 
3つの重点構想の1つが1)新たな産業の創造で、ブログ内「日本橋本町一丁目再開発 三井不動産」で取り上げた「ライフサイエンス」、や「モビリティ」、「食」と共に、「宇宙」が含まれている。
 
因みに、他の2つの重点構想はブログ内「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発 三井不動産 日本橋再生計画」などで取り上げた2)豊かな水の再生と3)世界とつながる国際イベントの開催となっている。
 
 
 

三井不動産x日本橋再生計画第3ステージx「宇宙」

三井不動産は日本橋再生計画第3ステージの中で、「新たな産業な創造の1つである宇宙分野はいま、民間企業の参入により急成長し、地球上の課題解決にもつながることが期待されています。産官学の連携を軸に、新たな価値創造を目指します。」と述べている。
 
日本橋には現在、JAXAが宇宙ビジネスの拠点と位置付けるスペースで、日本橋に集まるベンチャー企業と政府機関をつなげており、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x宇宙ビジネスx「X-NIHONBASHI」」で取り上げた「宇宙ビジネス拠点X-NIHONBASHI」や様々な宇宙関連企業が拠点を構えており、そうした拠点やプレイヤーの集積を背景に、今回初となるB to C向けイベント「NIHONBASHI THE SPACE」を開催する運びとなった。
 
X-NIHONBASHIで野口宇宙飛行士らの打ち上げを配信したKIBO宇宙放送局は2020年12月31日~2021年1月1日には「宇宙の初日の出」をLIVE配信する計画だ。

このオフィスはブログ内「日本橋室町一丁目再開発 三井不動産」のA街区に入っており、どこかのタイミングで近くのビルに一旦移転することになるだろう。

中央通り沿いの福島ビル。コレド室町3が左隣に立つ。