三井不動産xNECネッツアイxローカル5GxZoomショーケース


日本橋室町三井タワーでは三井不動産とNECネッツアイがローカル5G実証実験を試みたり、後者がZoomの最新機能を体験可能な「Zoom ショーケース」をオープンするなど、イノベーションが活発化している。

日本橋x三井不動産xイノベーション

ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2028年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。各再開発を整理していると三井不動産が主導していることがわかるが、特に日本橋では同社の独壇場になっている。
 
ブログ内「日本橋室町一丁目再開発 三井不動産」、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x ラグジュアリーホテル」などで取り上げた日本橋室町三井タワー(冒頭写真)では、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発xライフサイエンス事業x武田グローバル本社など大手製薬会社」で取り上げたように様々なイノベーションが繰り広げられている。
 
以下に、その一部を担う三井不動産とNECネッツアイの協業について整理する。
 
 
 
 
 
 
 

三井不動産xNECネッツアイ

2020年12月24日、Zoomの国内第一号リセラーであるNECネッツアイは三井不動産が運営する日本橋室町三井タワー内の日本橋イノベーションベースにおいてZoomの最新機能を体験可能な「Zoomショーケース」をオープンすると発表した。
 
詳細はHP内リリースに譲るが、同社が11月より取り扱いを開始したZoom専用アプライアンス「Neatシリーズ」や、オフィスの音環境問題の解決を目指す顧客参加型実証の体験コーナーをはじめ、最先端のZoom活用法や関連製品を取りそろいえている。
 
 
ニューノーマルにおけるオンラインを活用した新しいコミュニケーションと、その可能性を提案することでお客様の課題解決に寄与し、オンラインによるコミュニケーションサービス関連で2021年度末までに累計100億円の売上を目指す。
 
 
 
 
2020年9月30日には、三井不動産とNECネッツアイはローカル5Gを用いた新たなオフィスビル活用について、日本初の共同実証実験実施に合意した。
 
詳細は添付リリースに譲るが、両社は日本橋室町三井タワー内の一部エリアで、2020年12月から2021年5月まで、三井不動産の持つ「場と機会を活用するノウハウ」と、NECネッツエスアイの持つ「ネットワーク・無線基盤技術と働き方改革ノウハウ」を融合し、ローカル5Gを活用しながら数テーマで実証実験を行うことで、ワーカーの知的生産性の向上、多様なワークスタイルのニーズに対応した高セキュリティなオフィス環境やサービスモデルの創出を目指す。