ブログ内で取り上げている「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発」で頻繁に登場する三井不動産のホテル事業が「ホテル・ザ・三井 京都」の開業で1万室を達成した。
三井不動産のホテル事業が1万室に
2020年11月3日、三井不動産は京都市の二条城近くに「ホテル・ザ・三井 京都」を開業した。江戸中期から三井総領家の邸宅が構えられていたところだ。三井家移築した梶井宮門という由緒ある棟門が宮大工たちにより復元されている。
三井不動産の高級ホテルは冒頭写真にある日本橋の「マンダリンオリエンタル東京」(日本橋三井タワー内)のように外資系ホテル誘致の形をとっていた。
今回は同社ブランド初の高級ホテルということで、主として展開してきた「三井ガーデンホテルズ」、内幸町にある帝国ホテル(33.16%の発行済み株式保有)などとあわせ、大手不動産会社で初めて1万室を達成した。
ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2027年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。各再開発を整理していると三井不動産が最も頻繁に登場する。その中にはホテル誘致も含まれている。
ブログ内「三井不動産x東京ドームのホワイトナイトへ?x読売巨人軍(読売新聞グループ)」によって新たな再開発も目論んでいるようだ。
八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x三井不動産ホテル事業
三井不動産は八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発地域内で既存高級ホテルとして
- 三井不動産が誘致したマンダリン オリエンタル東京
今後数年以内竣工予定の高級ホテルとしては以下の2つがある。 -
ブログ内「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業 三井不動産」のブルガリホテル東京(2023年開業予定)
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ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出(2026年開業、39階~47階)。
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x ラグジュアリーホテル」でも取り上げたが、丸の内・大手町・日比谷に比較するとスケール的に物足りない八重洲・日本橋・茅場町エリアで、三井不動産によるさらなる展開が注目される。