2021年5月29日(土)~9月10日(金)、ミュージアムタワー京橋内のアーティゾン美術館で「クロード・モネ 風景への問いかけ」展が開催されている。
アーティゾン美術館X(仮称)新TODAビル
ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2027年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。各再開発を整理していると、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x アート x百貨店・画廊」で取り上げたように、アートを楽しむためには最適なエリアだとあらてめて思う。
ブログ内「(仮称)新TODAビルとミュージアムタワー京橋」で取り上げたように、
アーティゾン美術館の入る2019年に竣工されたミュージアムタワー京橋は2024年竣工予定の(仮称)新TODAビルと共に「京橋1丁目東地区再開発」として中央通り沿いで隣接している。冒頭写真は竣工済みのミュージアムタワー京橋(以下の配置図のA街区)と(仮称)新TODAビルの建設予定地(同B街区)だ。


詳細は添付HPに譲るが、展覧会内容は以下の通りである。
印象派の画家クロード・モネ(1840-1926)は、自然の中の外光の美しさに魅了され、その探求と表現方法の追求に生涯を捧げ、風景画を革新したことが知られます。モネが生み出した風景画は、それまでの風景を描いた作品のあり方を根底から覆し、新しい時代の世界観とその詩情を伝達する手段を創造するものでした。 本展では、モネの画業の重要な時代と場所、すなわちル・アーヴル時代、アルジャントゥイユ時代、ヴェトゥイユ時代、1880 年代の旅の時代、ジヴェルニー時代と、それぞれを丁寧にたどります。モネが各々の時代に、各々の土地で何を見て、どのように描き、どのような主題をイメージに込めたのかを丹念に探り、画業の終盤に手がけた睡蓮の連作へといたる過程をなぞることで、個々の作品が連続性のなかで発展していることを示します。また、モネの画業に重大な影響を与えた同時代の画家たち、あるいは新しい表現方法としての写真作品、西洋の文脈とは全く異なる質を持つ浮世絵などの日本美術、さらには水辺の情景を視覚化したエミール・ガレらによるアール・ヌーヴォーの工芸作品も展示します。オルセー美術館主席学芸員・学芸部長のシルヴィー・パトリが監修をつとめ、アーティゾン美術館とともに作りあげる本展は、世界最高峰のモネ・コレクションを有するオルセー美術館の作品を中心に国内の作品と合わせて構成される、風景画家としてのモネに迫る展覧会です。
ブログ内「アートを愛でる」で個人的なアート関連の興味について書いている。印象派に関して中近東・ロンドン滞在10年間、旅行で欧州各国・NYの大小美術館を楽しんできた。
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