7月13日(水)夜10時、北川景子主演「家を売るオンナ」(日本テレビ)がスタートする。不動産販売会社のスーパー営業ウーマンの活躍を描く、すかっとした気持ちになれそうなドラマで是非視聴したい。ただし、人生でもっとも高い買い物であるマイホーム選択で成功するには、どんなスーパーセールスにも負けない知識とパッションが必要だ。
北川景子主演「家を売るオンナ」(日本テレビ)
7月13日(水)夜10時スタートで、脚本は大石静だ。人生でもっとも大きな買い物であるマイホーム購入にあたって、様々な問題や不安を抱える顧客たちを、北川景子が演じる主人公が問題解決に奔走したり、アイデアを出して「家を売りまくる」というストーリーのようだ。常に、「For you」の精神で顧客の心をつかみ、信頼を勝ち得た結果なのだろう。富裕層を相手にするプライベートバンクのセールスの感覚だ。
ただし、現実はそのようなセールスには簡単に出会えるわけもなく、自分自身の資産を高いお金を払って買う以上、その物件に対しての知識・パッションは1人のセールスレベルと同等でも、ましてやそれ以下であってよかろうわけがない。
不動産販売会社(新築でも中古でも)との付き合い方
私の場合、不動産(マンション)購入時は新築で(賃貸用は中古)、売却時は中古で不動産販売会社の方にお世話になってきた。当該物件の価値を構成すると思われる必要要素をきっちり把握できていたセールスの方にはお会いしたことは残念ながら皆無だ(勿論、ドラマの主人公に近いような方もいるのかもしれないが)。
特に、物件周辺環境の歴史・今後起こるであろう環境変化に対しての細かい分析は全く不足していた。人生で最も高い買い物であるマイホームのためには、不動産販売会社には彼らでなくては得られないデータ・情報を請求するのみで、その他のことは自分の足で情報を集め真剣勝負すべきだ。自分の資産は自分で守らなくてはならない。このことは、中古マンションの売却時、より重要な鉄則で周辺マンション販売事例のみを使って値付けしようとするセールスの言うことを聞いていては取れるキャピタルゲインも取れなくなってしまう。
「住みたいマンションでキャピタルゲインも追求」
「三田 綱の手引坂・日向坂(7)マンション資産価値に対する中長期プロジェクトの効用」