茅場町駅直結となるKabuto Oneは平和不動産が推進する日本橋・茅場町再活性化プロジェクトの第一弾で2021年6月暫定竣工予定となっている。日本橋兜町には渋沢栄一とゆかりのある街でもあり邸宅もあった。
KABUTO ONE(2021年8月竣工予定)
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2028年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしているが、同じ中央区内のブログ内「築地中央卸売市場跡地再開発x築地エリアの変貌」にも非常に興味を持ってフォローしている。
「Kabuto One」は兜町・茅場町再開発の第1弾プロジェクトで国家戦略特区のプロジェクトとして認定されており、永代通り沿いに2021年8月に暫定竣工し、2022年~23年にかけて東京メトロ茅場町駅との接続通路開通などを含めて完了する予定である。最寄り駅は茅場町駅で住所は日本橋兜町となる。
日本橋兜町では国内初(1923年)の銀行として建てられた歴史的建造物(第一国立銀行、現みずほ銀行)がある一方、東京証券取引所の裏手にマイクロ複合施設「K5(ケーファイブ)」(兜町第5平和ビル)が2020年2月1日にオープンするなど、エリア活性化が既にスタートしている(別記事)。




2020年11月14日(土)にはパーティスリーイーズが「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x有吉くんの正直さんぽ」に登場した。

これらは現在のみずほ銀行の建物以外は全てブログ内「茅場町x平和不動産x兜LIVE!」で取り上げた平和不動産の所有物だ。ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x「食」x食文化の継承と革新」で取り上げたように、平和不動産も「食」に関して一定の貢献をしている。

上の写真が銀行発祥の地で下の2枚が同建物に設置されている歴史地図と説明書き。



さらに、平和不動産は2020年10月26日、兜町第4平和ビル」1階にオープンテラスを整備したと発表した。上記のNekiと同じビルである。

2020年10月、世界108都市で展開するするシティガイド「タイムアウト」が、「世界で最もクールなローカルエリア」のトップ40を発表したが、日本橋兜町が日本で唯一34位に選出された。
渋沢栄一と兜町
日本橋兜町は、東京都内のゆかりの地にあるように、明治以来、渋沢栄一が邸宅を構えて、日本で初めての銀行や証券取引所を起こした地歴を有する場所だ。永代通りと新大橋通りの交差点には花王の本社がある渋沢シティプレイス茅場町があり、永代橋を渡った江東区永代には渋沢倉庫発祥の地澁澤渋沢シティプレイス永代がある。
以下、渋沢シティプレイス永代関連写真4点。ここにも渋沢栄一の邸宅があったことがある。








2021年にはは渋沢栄一を主人公にしたNHK大河ドラマ「青天を 衝け」が放映され、2024年には1万円札に登場する。ブログ内「TOKYO TORCH Torch Tower トーチタワー 三菱地所」に隣接する日本橋川沿いの常盤橋公園には銅像が立っている。
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x中央区観光検定x渋沢栄一」で取り上げたように、中央区では2021年1月23日(土)に実施される第13回中央区観光検定で「中央区と渋沢栄一」を出題テーマにした。