東京都中央区x鏑木清方x築地・京橋・日本橋


2021年10月、東京都の中央区文化・国際交流振興協会は文化講座「鏑木清方がみた築地・京橋・日本橋」を開催し、近年再発見された「築地明石町」をはじめとする作品群を読み解き、その生涯や魅力を探る。

鏑木清方がみた築地・京橋・日本橋」

ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2028年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしているが、同じ中央区内のブログ内「築地中央卸売市場跡地再開発x築地エリアの変貌」にも非常に興味を持ってフォローしている。
 
2019年には「東京国立近代美術館が44年ぶりに発見された『築地明石町』など3作品を新収蔵・公開へ」と話題になっていたが、中央区では添付案内のように、美人画の名手である鏑木清方(1878~1972)の没後50年(2022年)を前に、2021年10月の3日間、日本橋公会堂において文化講座を開催することになった。
 
詳細は添付記事に譲るが、三作品とは『築地明石町』に加え、『新富町』、『浜町河岸』で2019年に東京国立近代美術館が全て購入した。同館では2022年に「没後50年 鏑木清方展」(仮称)を開催予定としている。
 

 

築地明石町

築地明石町はブログ内「築地中央卸売市場跡地再開発x築地エリアの変貌」内の「聖ルカ通りから明石町にかけての変貌」で取り上げている。

2018年にブログ内「東京23区内駅直結マンション駅直結度比較(1)東京メトロ日比谷線築地駅直結 「アネシア築地ステーションレジデンス」(東京23区内駅直結マンション駅直結度比較一覧)」で取り上げたアネシア築地ステーションレジデンスに付随する東京メトロ日比谷線出入口を出ると新大橋通りから聖ルカ通りを経て聖路加国際大学・聖路加国際病院・聖路加ガーデンのある明石町に至る。

明石町は、港区によくあるように丁目がなく、外国人居留地 (「江戸・東京デジタルミュージアム」)があった歴史的な場所でもある。作家・池波正太郎も「銀座日記」の中で大好きなエリアと記していた。

 
 
 
 
明石町に向かう聖ルカ通りを挟んだ築地川公園は北側・南側とも改修され、芝生と緑で多くのベンチで開放的で気持ちいい空間となっている。
 
築地川公園(北側)
聖路加病院、聖路加ガーデン方面