品川駅高輪口再開発主役の1社、西武ホールディングスとサーベラスとの11年半の関係が幕を閉じる。同社が再開発に積極的投資できるところまできた礎には、サーベラスの1000億円投資があった。
サーベラスが西武ホールディングス全株式売却
ブログ内では、「高輪 山手線新駅・品川駅再開発(1)概要とJR東日本」(2~10も添付)において、山手線新駅と品川駅再開発(高輪口)について注目し、様々な角度から取り上げてきた。JR東日本、京急(京急総括 山手線新駅 x 品川駅再開発 x 羽田空港 x 川崎駅再開発 x 横浜市へ本社移転(2019年))と並ぶ主役3社の1社が西武ホールディングスだ。
西武ホールディングスは、逐次アップデートを開始した「JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録 既存記事整理」により関わっていく。2020年の東京オリンピック・パラリンピック後から2027年のリニア中央新幹線開業(品川-名古屋)前後にかけて本格化する。
西武ホールディングスの前身の西武鉄道は、有価証券報告書の虚偽記載などで2004年11月に上場廃止となった。サーベラスは2006年1月の1000億円出資に始まり、西武ホールディングスを支え続け、2013年6月には35.45%の筆頭株主になり、2014年4月の東証1部上場にこぎつけた。
西武ホールディングスと共に次の夢を見るのはサーベラスではなく、新しい株主となる。
時間軸的に2020年春に予定されている山手線新駅暫定開業(駅を含む開発用地の面積は13.9ヘクタール、品川駅~田町駅2.2キロで、品川駅から約0.9キロ、田町駅から約1.3キロの位置にあり、京浜東北線も乗り入れる)が先行する(「山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理」で逐次アップデートをスタートさせている。新駅本開業は2024年。)。
ブログ内山手線新駅・品川駅再開発関連
- 山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理」
- JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録 既存記事整理
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(1)概要とJR東日本
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(2)主要当事者整理
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(3)京急
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(4)西武ホールディングス
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(5)交通インフラ
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(6)泉岳寺と赤穂浪士
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(7)二本榎通りと伊皿子坂・魚籃坂・桂坂・柘榴坂
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(8)田町駅東口北地区地区計画
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(9)ユニークな道
- 高輪 山手線新駅・品川駅再開発(10)周辺マンション
#京急総括 山手線新駅 x 品川駅再開発 x 羽田空港 x 川崎駅再開発 x 横浜市へ本社移転(2019年)
最後に、「「東京の玄関口」 東京オリンピック前後それぞれの戦略、日経朝刊が「京急、品川の複合ビル 規模3倍に」との記事掲載」をご紹介しておきたい。このページを含めて、1.築地、2.浜松町駅、3.田町駅・三田駅、4.山手線新駅(品川新駅、仮称)・泉岳寺駅~品川駅、5.羽田空港・京急、京急が現在の泉岳寺駅にある本社を2019年に移す6.横浜についてブログ内記事で整理した。