JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録(2)2016年度JR利用客 品川が渋谷抜き5位へ


品川駅高輪口の本格的再開発は2020年以降だが、2016年度には早くもJR東日本の駅別乗車人員ランキングで、品川駅が渋谷駅を抜き初の5位になった。

品川駅がJR東日本の2016年度駅別乗車ランキングで渋谷を抜き5位に

ブログ内では、「JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録(1)国土交通省が民間事業協力者の募集を開始」をスタートさせており、「JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録 既存記事整理」の中で整理しており、今回が2回目になる。上記表題の添付記事によると、JR東の資料が残る1988年度以降、上位5駅は新宿、池袋、東京、横浜、渋谷で占められてきたが、東海道新幹線の新駅設置などで首都の新玄関として存在感を発揮した品川駅が“5強”の一角を崩した。1988年度は10位だった。

ただし、ブログ内で、「高輪 山手線新駅・品川駅再開発(1)概要とJR東日本」(2~10も添付)において、山手線新駅と品川駅再開発(高輪口)について注目し、様々な角度から取り上げてきたように、時間軸的に2020年春に予定されている山手線新駅暫定開業(駅を含む開発用地の面積は13.9ヘクタール、品川駅~田町駅2.2キロで、品川駅から約0.9キロ、田町駅から約1.3キロの位置にあり、京浜東北線も乗り入れる)が先行する(「山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理」で逐次アップデートをスタートさせている。新駅本開業は2024年。)。

一方、品川駅再開発(高輪口)は2020年の東京オリンピック・パラリンピック後から2027年のリニア中央新幹線開業(品川-名古屋)前後にかけて本格化する。既に渋谷駅を捉えたようだが、添付記事内表にあるように3位東京、4位横浜も視野に入ってきたようだ。

これらのプロジェクトには山手線新駅・品川駅周辺に約6万平米の土地を保有する京急が欠かせない。ブログ内では「京急総括 山手線新駅 x 品川駅再開発 x 羽田空港 x 川崎駅再開発 x 横浜市へ本社移転(2019年)」などでフォローし続けている。2027年までには、2階にある京急品川駅のホームを1階に移し、線路を3本から4本に増やす計画。JR線との移動距離が短くなり、効率的な鉄道運行が可能になる。

ブログ内山手線新駅・品川駅再開発関連

京急総括 山手線新駅 x 品川駅再開発 x 羽田空港 x 川崎駅再開発 x 横浜市へ本社移転(2019年)

最後に、「「東京の玄関口」 東京オリンピック前後それぞれの戦略、日経朝刊が「京急、品川の複合ビル 規模3倍に」との記事掲載」をご紹介しておきたい。このページを含めて、1.築地、2.浜松町駅、3.田町駅・三田駅、4.山手線新駅(品川新駅、仮称)・泉岳寺駅~品川駅、5.羽田空港・京急、京急が現在の泉岳寺駅にある本社を2019年に移す6.横浜についてブログ内記事で整理した。