JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録(1)国土交通省が民間事業協力者の募集を開始


ブログ内では山手線新駅・品川駅再開発について、何度も取り上げているが、2020年春の暫定開業予定と時間軸的に先行する新駅に対し、品川駅高輪口再開発計画もより具体的に動き出した。

JR品川駅高輪口再開発は東京オリンピック・パラリンピック後の目玉プロジェクト

ブログ内では、「高輪 山手線新駅・品川駅再開発(1)概要とJR東日本」(2~10も添付)において、山手線新駅と品川駅再開発(高輪口)について注目し、様々な角度から取り上げてきた。特に、時間軸的に先行する2020年春に予定されている山手線新駅暫定開業(駅を含む開発用地の面積は13.9ヘクタール、品川駅~田町駅2.2キロで、品川駅から約0.9キロ、田町駅から約1.3キロの位置にあり、京浜東北線も乗り入れる)に向けては、「山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理」で逐次アップデートをスタートさせている(新駅本開業は2024年)。

今回、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所が6月6日、事業計画の策定に向けて、民間の「事業協力者」の募集を開始したということで、品川―名古屋間のリニア中央新幹線が開業する2027年に向け、同様に逐次アップデートをスタートさせる。

詳細は「日経コンストラクション」の記事に譲るが、国土交通省は隣接区域の再開発を予定する民間事業者や地権者から提案を呼び込み、駅前空間の整備について、官民が連携して具体化するのが狙いとのことで、限られた空間を有効利用するため、国交省と東京都は今年2月、立体道路制度を使って西口駅前を整備する方針を打ち出している。

これらのプロジェクトには山手線新駅・品川駅周辺に約6万平米の土地を保有する京急が欠かせない。ブログ内では「京急総括 山手線新駅 x 品川駅再開発 x 羽田空港 x 川崎駅再開発 x 横浜市へ本社移転(2019年)」などでフォローし続けている。2027年までには、2階にある京急品川駅のホームを1階に移し、線路を3本から4本に増やす計画。JR線との移動距離が短くなり、効率的な鉄道運行が可能になる。

京急品川駅
京急第1ビルとGOOS

 

ブログ内山手線新駅・品川駅再開発関連

山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理 

JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録 既存記事整理

京急総括 山手線新駅 x 品川駅再開発 x 羽田空港 x 川崎駅再開発 x 横浜市へ本社移転(2019年)

最後に、「「東京の玄関口」 東京オリンピック前後それぞれの戦略、日経朝刊が「京急、品川の複合ビル 規模3倍に」との記事掲載」をご紹介しておきたい。このページを含めて、1.築地、2.浜松町駅、3.田町駅・三田駅、4.山手線新駅(品川新駅、仮称)・泉岳寺駅~品川駅、5.羽田空港・京急、京急が現在の泉岳寺駅にある本社を2019年に移す6.横浜についてブログ内記事で整理した。