都心・臨海地下鉄新線構想 x 晴海通り


実現に向けた具体的な議論が活発化してきた「都心・臨海地下鉄新線構想」は銀座・築地などでは晴海通りと密接に関わることになる。

築地駅周辺再開発総括

ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2029年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしているが、同じ中央区内のブログ内「築地中央卸売市場跡地再開発x築地エリアの変貌」にも非常に興味を持ってフォローしている。
 
最大の再開発は表題にある築地中央卸売市場跡地再開発となるだろうが、築地全体の変貌は築地本願寺、築地場外市場、聖路加通りから明石町にかけてなど既出の変貌や、元電通本社跡地を中心とした築地一丁目再開発(ブログ内「築地の元電通本社周辺再開発x住友不動産」)、築地アメニティ構想など今後数年~20年単位の変貌で成り立っている。
 
 
時間軸的には不明だが、国、東京都や中央区が積極的に推進していくと思われるのがブログ内「都心・臨海地下鉄新線構想 with 築地駅周辺再開発」である。
 

都心・臨海地下鉄新線構想 X 晴海通り

ルートは以下の図のように、晴海通りに沿った計画となっており、新築地駅(仮)の位置は築地4丁目の交差点がある新大橋通りと隅田川の間がに、新銀座駅(仮)は銀座4丁目交差点の南側に検討されているようだ。

詳細は財界オンライン記事に譲るが、晴海通り沿いでは2022年7月、松竹の本社がある「東劇ビル」(築地松竹ビルの対面)が2020年代後半に建て替えられると発表され地下鉄新線も念頭においたかのような動きが出てきた。より南の築地京橋郵便局隣では2022年8月、三井不動産が「(仮称)築地4丁目ホテル計画」を着工している(2024年竣工予定)。

以下、築地4丁目交差点から晴海通りを撮影。写真の真ん中右の高いビルが東劇ビルが見え、手前が京橋郵便局。

(仮称)築地4丁目ホテル建設地と京橋郵便局
京橋郵便局と東劇ビル。銀座4丁目交差点方面に向かって撮影。