浜松町 西の大門通りから東の竹芝通りと歩いてみた


浜松町駅の西側と東側の大規模再開発計画について整理。再開発後、西側の大門通り(増上寺につながる)と東側の竹芝通り(竹芝埠頭につながる)が一体化することになると書いたが、実際に歩いてみた。今後の変化が楽しみだ。2018年3月9日にアップデート。

大門通り 増上寺から浜松町北口駅まで

増上寺から大門通りを歩き、第一京浜を渡って浜松町駅に向かう右側に「世界貿易センタービル」がある。世界貿易センタービルの手前では昨年11月、日本生命・大林組が29階建オフィスビル「日本生命浜松町クレアタワー」が2018年9月に誕生する。冒頭写真は竹芝通りからから世界貿易センタービル(手前)とその向こうに見える日本生命浜松町クレアタワー。
#2018年3月9日配信、資生堂ジャパンが日本生命クレアタワーに本社移転へ

世界貿易センタービルと隣接地再開発は2019年着工・2024年完成予定とポストオリンピックを睨んだプロジェクトだ。東京モノレール「浜松町駅」改良整備等含め注視していきたい。JR東日本は東京モノレールを傘下に持ち、世界貿易センタービルの再開発も手掛けている。

2020年には「浜松町 JR東日本に加え、野村不動産も再開発へ(総事業費3500億円、2020年着工)」も着工する。

 

竹芝通り 浜松町駅北口から竹芝埠頭まで

浜松町駅を超えてすぐ右側に旧芝離宮恩寵公園がある。少し先に進むと右側に「(仮称)竹芝地区開発計画」が2020年5月末竣工予定となっている。40階建のオフィスビルとともに、浜松町駅から竹芝埠頭駅(ゆりかもめ)までを直結する歩行者デッキの整備も行っており、周辺の雰囲気ががらりと変化するはずだ。

(仮称)竹芝地区開発計画
(仮称)竹芝地区開発計画

竹芝通りと平行し、竹芝埠頭に向かって一本左側の通りには、JR東日本による10万平米複合ビル建設計画である「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」があり、劇団四季の専用劇場「四季劇場(春)(秋)の建て替えも含まれている(2020年春頃再開業予定)。

(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画
(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画

伊豆・小笠原諸島への玄関口である竹芝客船ターミナルのある竹芝埠頭周辺には添付の地図にあるに様々な商業施設・ホテルもある。全体として垢抜けしていない雰囲気ではあるが、上記の変化によって、この埠頭周辺の変化も期待したい。

==>ブログ内「東京都港区内再開発案件整理