帰国子女にはわからない英語上達法 実用英語として身につけておくべき文法・表現・ニュアンス(28)


帰国子女にはわからない」というのは、受験英語を引っ提げて海外に出たからこそ気づけた、意識して身につけておくべき実用英語があるということ。私のように社会人になって、本格的な英語によるコミュニケーションをスタートする方の役に立てたら幸いだ。

実用英語として身につけておくべき文法・表現・ニュアンス(28)
#「帰国子女にはわからない英語上達法 はじめに」の中の表に過去の分掲載 

136. almostとnearly
前者は、もう少しのところである状態に達していないこと、後者はもう少しのところである状態に達しそうなことを表す。
This is almost correct.(否定的に、大体正しい。まだ少し正確とは言えない)
She was almost late for school.(もう少しで遅刻するところだった)
He is nearly successful in the project.(もう少しでそのプロジェクトに成功しそうだ)

137. 高いと安い
高い:expensive(値打ちがあるのだろうが、自分としては高くて手が出せない)、costly(品物でなくサービスの対価が高い)、pricey(不当に高いという非難)
安い:inexpensive(安価な、手を出しやすい)、cheap(安物というニュアンスがあり、広告では使われない)
#a rean bargain、a good buy(非常に安い)、reasonable(妥当な、納得できる)

138. 陶磁器
家内の趣味の関係で関連用語をよくみたので番外編。
earthenware(土器、きめのあらい陶器)
porcelain(磁器、chinaとも言われる)
pottery(earthenware, pocelainも含む陶磁器類)

139. reach
—に着くという意味以外で、—と連絡を取るという意味。
You can reach me at this number.

140. as well
110でwellを取り上げたが、全く異なる使い方。その上にという意味。
He speaks English. He speaks Spanish as well.(スペイン語もしゃべれる)
I’d like to watch a football game tomorrow as well (as a baseball game.).