帰国子女にはわからない英語上達法 実用英語として身につけておくべき文法・表現・ニュアンス(1)


「帰国子女にはわからない」というのは、受験英語を引っ提げて海外に出たからこそ気づけた、意識して身につけておくべき実用英語があるということ。私のように社会人になって、本格的な英語によるコミュニケーションをスタートする方の役に立てたら幸いだ。

実用英語として身につけておくべき文法・表現・ニュアンス(1)
#「帰国子女にはわからない英語上達法 はじめに」の中の表に過去の分掲載 

1.予定・意志
ほとんどI’llしか使っておらず、反省をこめて最初に持ってきた。外人はしっかり使い分けしている。
I’m going to meet him tomorrow.(自分として明日彼に会いたいと既に思っている意志を伝える)
I will meet him tomorrow.(誰かと話している時に、その場で彼に会いたいと思ったような時に使う)
I’m meeting him tomorrow.(meetに向かった動き出している。具体的に会う約束になっている)

Will you meet him tomorrow?(意志を聞いている)
Are you meeting him tomorrow?(近い将来の予定を聞いている)

It’s going to rain.(空が暗く、雨が降りそうな兆候。話してが確信を持って推量)
It will rain tomorrow.(根拠なく、明日は雨が降るだろう)

2.能力・可能
重要なのはcanは努力を積み重ねた結果可能になる能力に対しては原則使えないということ。
You will be able to speak English in three more months.(能力)
I can’t help you with your homework today, but I can do it tomorrow.(時間的に可能。能力ではない)
I was able to play golf well.(能力を行使した。couldは使用できない)
#canは許可(may)として使える

3.wonder
最後の丁寧表現は常に使っていが、上の2つは使えてなかった。
wonder if —(—するのかな。好奇心、不安、疑念)
wonder what(when, who, where, how)(何が、いつ、誰が、どこで、どのように―――なるのかな)
wonder (was wondering) if you could do—(—していただけませんか。かなりの丁寧表現。was wonderingはより丁寧)

4.gotta=got to
覚えてしまえば何でもないが少し整理する。
gotta do(—しなければならない。haveが省略された形)=have to do
#前者がより差し迫った感じが出る。

5. only
I only met her three years ago.(この場合、onlyは副詞としてthree years agoを修飾するが、文の中の位置は一般動詞の前になる)