ブログ「Simple is best」のカテゴリーの1つ『不動産売買のヒント』の最初に、「住みたいマンションでキャピタルゲインも追求」を書いた。最大のメッセージは「住居とどうつきあうかは、少し大袈裟だがどういう人生を送るか」というものだ。
今朝見つけた面白い記事(「マンションと戸建て、結局どっちがよい?」YAHOO!ニュース経由Business journal配信)
マンションと戸建て両方に住んだ方による双方のポジネガが上手に整理されている。選択を迫られている方には視点チェックの参考になる内容だ。私も海外(バハレーンとロンドン)で戸建てに住んだことはあるが、賃貸であり、日本とは事情も異なるため意見を持てる経験はない。
違和感があったのは、戸建ては「管理費・修繕積立金が不要で、住宅ローンを完済すれば住居費はほとんどかからない」という点で、戸建ても経年劣化によりあちこち修繕・リフォームが必要になりマンションと同様ではないかと思う。
各人の生き方次第の範疇ではあるが、「最後は土地が残るため、そのまま売却、更地にして土地として売却、建て替えなど、出口の選択肢が広い→マンションの出口は基本的に売却しかなく、経年で建て替えになったとしても、所有者間の合意形成が難しいことがある」とあったが、人生一度、数か所に住んでみたいという者にとってはマンションだからこそ売却し易い(換金性が高い)というメリットを享受できると思っている。また、戸建ては土地の価値は景気変動等で上下はあるが、基本残る一方、建物価値は下がり続けることはあっても、上がることは無い点には注意が必要だ。
「持ち家派・賃貸派の有利・不利の議論は無意味」の中でも添付したが、以下は、マンション情報を書く場合に必ず載せているメッセージだ。
優劣ではなく共通点・相違点の基本事実整理
どちらの周辺環境(雰囲気)が好きか・家族構成・通勤場所・引っ越したい時期・建物の大きさ好み・駅からの距離等々、人によって好み・事情は全く違うため、以下、優劣ではなく、共通点・相違点の基礎事実整理をしたい。詳細は各販売者(仲介者)に確認していただきたい。