中央区観光検定が2021年(令和3年)1月23日(土)に第13回を迎え、渋沢栄一がテーマとなる。2月からはNHK大河ドラマ「青天を 衝け」が放映開始となる予定だ。
第13回中央区観光検定x渋沢栄一
ブログ内「八重洲~日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2027年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしている。渋沢栄一が500以上の企業の創業に何らかの形で関わったことを考えると当然と言えるが、各再開発を整理していると渋沢栄一の名前に頻繁に出くわす。
2021年1月23日(土)に実施される「第13回中央区観光検定」では満を持して「中央区と渋沢栄一」がテーマとなるようだ。実施要項詳細は添付HPに譲るが問題の9割は公式テキストから出題され、1割がテーマから出題される。
2021年2月4日(日)、吉沢亮が主人公渋沢栄一に扮するNHK大河ドラマ「青天を衝け」が放送開始となるタイミングに合わせてのテーマ設定だと思われる。2020年11月26日には、ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x渋沢栄一xNHK大河ドラマ「青天を衝け」第2弾出演者発表」と着々と進んでいる。
過去のテーマは「中央区の橋」、「中央区の水辺」、「中央区の祭り」、「家康と中央区」、「築地エリア」、「京橋エリア」などとなっている。

八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発地域内x渋沢栄一
八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発地域にフォーカスしている最近のブログ記事でも一部ではあるがゆかりの地を自然に取り上げているので整理しておきたい。(参考:都内ゆかりの地HP)。
- ブログ内「Kabuto One 茅場町駅直結 平和不動産」では、ゆかりの場所として日本橋兜町に国内初(1923年)の銀行として建てられた歴史的建造物(第一国立銀行、現みずほ銀行)、渋沢栄一の元邸宅(現在の日証館)、東京証券取引所、花王の本社が入る渋沢シティプレイスを取り上げている。渋沢シティプレイスは渋沢倉庫保有のビルだが、本社は永代通りを渡った江東区にある。
因みに、江東区では現在「特別展 渋沢栄一と江東」を開催中だ(2021年2月14日まで)。



- ブログ内「TOKYO TORCH 常盤橋タワー 三菱地所」、ブログ内「TOKYO TORCH Torch Tower トーチタワー 三菱地所」ではこれらのプロジェクト自体は千代田区内だが、現在日本橋本石町なある日銀本店が、渋沢栄一らによる創業時は現在の日本橋箱崎町であったことを取り上げている。
- ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発 x主要道路 x新川から隅田川へ」で東京駅八重洲口から続く八重洲通りが走る新川には渋沢栄一が設立に関わった東京湾汽船社屋跡にある、東京住友ツインビルが立っている。
さらに新川から八重洲通りが走る中央大橋を渡った先の佃もゆかりの地で東京石川島造船所(現在のIHI)があった。現在も石川島資料館、石川島公園、石川島記念病院などが名前が残っている。
- ブログ内「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発 東京建物」、ブログ内「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業 東京建物」の東京建物は発起人の役割を果たしている。
中央区内は他にも聖路加国際病院、東京海上日動をはじめ数えきれないほどの企業、学校、団体などに関わっていた。
因みに銅像のある常盤橋公園や代表的なゆかりの地である東京駅は千代田区内にある。、東京ガス、麒麟麦酒、日本郵船、帝国ホテルなどなど千代田区にもゆかりのある企業、商工会や学校などが中央区以上に枚挙にいとまがなく存在する。