東京都は「2022年12月18日午後3時、環状2号線が全線開通する」と発表した。築地中央卸売市場跡地再開発を中心とした築地周辺再開発に拍車がかかることになる。
祝・環状2号線全線開通
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発タイムスケジュール」では主に2021年から2029年、さらにはその先に竣工予定の再開発をリストアップしているが、同じ中央区内のブログ内「築地中央卸売市場跡地再開発x築地エリアの変貌」にも非常に興味を持ってフォローしている。
2014年6月、「マッカーサー道路」と呼ばれた虎ノ門から新橋までの区間は開通した環状2号線だが、当初都心部と臨海部をつなぐ築地市場のところで滞っていた。その後の紆余曲折を経て、東京都は築地市場外縁部からの地上暫定道路建設を経て、環2の地上部道路(側道)建設で東京オリンピック前の2020年3月に開通を目指していた。(環2の地下トンネル建設はオリンピック後)。
今回、唯一道路建設が続いている中央区築地5丁目―
以下の写真や地図のように、築地中央卸売市場跡地や浜離宮恩賜庭園の間を通り、
築地周辺再開発にとっても非常にポジティブな進展となる。


東京都は交通開放に先立ち12月10日、「「環状第2号線(築地・新橋間)本線開通記念ウォーキングイベント」11月1日(火)募集開始|東京都のプレスリリース (prtimes.jp)」を開催する。
環状2号線x築地周辺再開発
環状2号線はブログ内「築地地区まちづくり協議会x築地周辺再開発」でも取り上げたように、築地周辺再開発の中でも、最大級で「来年度事業者が決定する予定となっている」築地中央卸売市場跡地再開発と浜離宮恩賜庭園の間を通る。
ブログ内「八重洲・日本橋・茅場町周辺再開発x東京高速道路(kk線)廃止・緑地化構想x築地アメニティ整備構想」(2030年代から40年代にかけての段階的な整備)とも近く、築地と虎ノ門や築地と銀座が一体化することで築地のバリューアップが益々加速化されていくことになる。