山手線新駅開業に向けての記録(19)JR東日本「(仮称)品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」


JR東日本が品川新駅(仮称)の近くで、5棟からなる複合施設を建設する。JR品川車両基地跡地開発(第I期)となる「品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業(仮称)」である。

「品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業(仮称)」 

JR東日本が2019年度に着工し、2024年度に街びらきを目指すJR品川車両基地跡地開発(第Ⅰ期)について東京都に「環境影響評価調査計画書」を提出し、事業概要が明らかになった(上記添付)。5、6街区は2030年以降本開業となる。総じて、田町駅よりから品川駅よりに向けて1街区から6街区まである。

1街区には住戸数1000戸の44階建てタワーマンションが、2街区には5階建て文化施設が、3街区には30階建てのオフィスビルが、4街区には北棟(29階建てのオフィスビル)と南棟(29階建てのオフィス・ホテル複合ビル)が、整備される予定となっている。3街区と4街区の3棟のビルの低層部には大規模な商業施設が入居する予定となっている。

4つの街区、計5棟の延床面積の合計は約855,000㎡にとなり、国内(東京でも)で最大級の再開発となる。建物2階部にはオープンデッキ・広場を設置し、2、3、4街区間の街区間を接続し、計画地全体、街区間の歩行者空間を確保する。また、新駅と4街区は2階で接続する。

東京都や住友不動産による再開発計画

ブログ内では第一京浜東側で東京都による「山手線新駅開業に向けての記録(10)東京都による「泉岳寺地区第二種市街地再開発事業」」、西側で住友不動産による「山手線新駅開業に向けての記録(16) 第一京浜(国道15号線)西側泉岳寺周辺再開発計画」を取り上げている。

シリーズ過去分は「山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理」から。