2018年世界遺産登録を目指す「潜伏キリシタン関連資産」に含まれる「長崎県五島列島にある約50の教会群」が日本テレビ「沸騰ワード」に登場!


2018年の世界遺産登録をを目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連資産」に含まれる「長崎県五島列島にある約50の教会群」が、2016年11月4日、日本テレビ「沸騰ワード」に登場する。良い機会と思い整理してみた。

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

長崎県では、軍艦島が2015年7月、「明治日本の産業革命遺産」を構成する資産として世界遺産に登録決定された。山口県、岩手県、静岡県の8つの県と九州の5つの県(福岡、熊本、佐賀、長崎、鹿児島)を合わせた23の資産で構成されている。

今回は長崎地方の潜伏キリシタンが禁教期に密かに信仰を続ける中で育んだ、宗教に関する独特の文化的伝統を物語る12の構成資産で2018年の世界遺産として登録を目指している。

添付HPによると、17世紀から2世紀を越えて続いたキリスト教禁教政策の中、潜伏キリシタンが自らの信仰を継承する中で、仏教や神道などの在来宗教を装った組織的かつ独特な、世界でも稀にみる固有の信仰形態を育みました。また「信徒発見」を契機として、カトリックに復帰した集落に建設された教会堂は、潜伏キリシタンの文化的伝統の終焉を象徴しているとある。

添付HPには構成資産リストや位置図などが掲載されている。本日、日本テレビ「沸騰ワード」では「世界遺産 有力候補!? 50の教会と㊙島」とあるので「五島列島支援プロジェクト「世界遺産の島へ」に添付されている約50以上の教会群のことを指すようだ。上記の12の構成資産に内包されている。

ブログ内長崎関連では、「秘密のケンミンSHOW」に長崎ちゃんぽん「リンガーハット」が登場(10月27日)、創業事業は「とんかつの浜かつ」!を先日取り上げた。

キリスト教の歴史

日本におけるキリスト教の歴史については長崎を抜きには考えられず、上記添HPに分かり易い説明があり以下に添付する。

キリスト教が日本に伝えられたのは1549年。聖フランシスコザビエルによって伝えられました。キリシタン大名、大村純忠によりイエズス会に寄進された長崎は日本のキリスト教の中心地となります。その後、豊臣秀吉が「伴天連追放令」を発して長崎を直接支配し、1597年には宣教師やキリシタン26人を処刑しました(26聖人殉教事件)。1614年徳川幕府も禁教令を発し、本格的に弾圧が始まります。日本のキリスト教は根絶したと考えられていましたが、信徒は教会も神父もいない中、潜伏して信仰を守り続けます。1797年に五 島藩の要請により農業開拓のため大村藩から移住が始まります。この時五島に移り住んだ方々約3,000人は仏教徒を装った潜伏キリシタンでした。

1853 年黒船来航とともに開国。長崎の居留地に大浦天主堂を献堂。ここで信徒が神父に信仰を告白します。世界宗教史上の奇跡と言われる「信徒発見」です。その後 潜伏キリシタンたちは立ち上がり信仰を宣言しますが、明治元年に「五島崩れ」と言われる日本の歴史で最後の弾圧が起こり殉教者も出ます。1873年によう やく禁教の高札が撤去され、五島にいた潜伏キリシタンは一斉に立ち上がり教会を建立。五島列島だけで現在でも50もの教会が存在します。古くからある教会は苦しみから立ち上り、祈りをささげることができる神聖な「祈りの場」であり信仰を守り続けてきた信徒の強い想いが込められた、まさに「信仰の証」です。

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