テレビ東京「ガイアの夜明け」 ”デフレ再燃?”新サバイバル(10月11日放送) 直前チェックポイント整理


10月11日(火)、テレビ東京「ガイアの夜明け」で「”デフレ再燃?”新サバイバル」というテーマの番組が放映される。今、消費者の間で再び節約志向が高まり、「デフレ再燃か…」との声も聞こえる中、価格を売りにした企業の新たなサバイバル戦略を紹介するようだ。直前チェックポイントを整理しておきたい。

テレビ東京「ガイアの夜明け」 ”デフレ再燃?”新サバイバル(10月11日放送)

番組では以下の4つのケース(順不同)がレポートされるようだ。それぞれの内容は番組を楽しみにするとして、このブログでも関連する内容を取り上げてきたので整理してみた。

1)低価格メニューを強化する「ガスト」、2)〝回転寿しの負け組〟から逆襲に転じる「かっぱ寿司」の商品開発・ネタ調達などのリニューアル戦略、3)高島屋に初めて入る「ニトリ」の出店攻勢、4)PBブランド100品目について値下げする西友の、主婦層を取り込む仕掛け

1)低価格メニューを強化する「ガスト」と2)〝回転寿しの負け組〟から逆襲に転じる「かっぱ寿司」の商品開発・ネタ調達などのリニューアル戦略

まずは外食産業というくくりで1)、2)に関連する内容を整理する。

先日、「祝・上場 名物串カツ田中、9月20日-10月4日 串カツ全品100円(一部時間帯除く)!」を書いたが、昨日の串カツ田中 <3547> の株価が6640円(+1,000 円 、+17.7%) とストップ高 した。同社が発表した9月の全店ベース売上高が前年同月比54.6%増に拡大したことが買い材料視された。同社は9月14日に新規上場、積極的な店舗展開を進めている。なお、既存店売上高は同2.4%増だった。まさしく、今を消費状況を表す典型的な例だ。

値下げが相次ぐ外食産業として添付記事に入れたのが以下の例だ。

3)高島屋に初めて入る「ニトリ」の出店攻勢

迎え入れる側の百貨店と進出する側の双方からの見方が重要だ。

<迎え入れる百貨店側>

ご参考までに、百貨店店舗別2015年度売上高を添付しておく。トップ5は1位.伊勢丹新宿店、2位.阪急うめだ店、3位.西武池袋本店、4位.日本橋三越、5位.日本橋高島屋となっている。以下、最近の主な事象。

<百貨店側とニトリ>

番組で取り上げる話は、ニトリが9月の高島屋港南台に続き、12月に高島屋新宿店(タカシマヤタイムズスクエア店)に進出についてと思われるが、「プランタン銀座年内閉店前に最後の(第50回)ねこ展開催(2016年10月26日~31日)」で取り上げた「プランタン銀座 年内閉店へ 来年3月にはマロニエゲート2、3として再出発」がヒントになる。

現在のプランタン銀座は読売新聞が7割、三越伊勢丹(詳しくは三越伊勢丹ホールディングの100%子会社)が3割出資する合弁会社だ。既に、ハイエンドな品揃えはより百貨店に任せ、ユニクロ・ニトリとの関係が強くなっていたが、閉店と同時にフランスの「プランタン」とも袂を分かつ。

来年3月中旬の再出発では従来8割程度を占めていた衣料品の売り上げ構成比を5割にまで下げ、代わりに化粧品やカバンなど雑貨の比率を5割まで上げるなどの戦略で復活を目指す。今週の日経ビジネス主要テーマは「買いたい服がない」というもので、アパレル産業の抜本的な出直しが急務との内容になっている。プランタンに限らず、百貨店・GMSも含め待ったなしの状況だ。

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<ニトリと家具業界>

数年前から、郊外ロードサイドから都心へ軸足を移しながら、販売価格帯を少しづつ上げてきたニトリと、下げざるをえなくなってしまった大塚家具という構図が現状。業界敵なしの連続売上増・利益増のニトリが高島屋、プランタン銀座(来年3月からはマロニケゲート2、3)へと進出してきた。

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4)PBブランド100品目について値下げする西友の、主婦層を取り込む仕掛け

9月30日(金)、セブン&アイが不振の百貨店とスーパー事業で606億円の減損損失を計上したこと、10月5日(水)、イオンが中間決算を発表し、衣類や食品などを扱う総合スーパー事業の低迷から赤字を計上したこと、上記で紹介した今週の日経ビジネス主要テーマは「買いたい服がない」などからもわかるように、西友のようなスーパー事業の苦境も驚くに値しない。どんな仕掛けが紹介されるのだろうか。

以下、百貨店への応援の気持ちもこめて!?

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