貴重!東京芸術(藝術)大学に日本テレビ「ヒルナンデス」が潜入(2016年11月2日放映)、最後の秘境・天才たちのカオスな日常に迫る!


東京芸術(藝術)大学に日本テレビ「ヒルナンデス」が潜入し、11月2日に放映される。国立西洋美術館が世界遺産になり上野が熱くなっているが、「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」という本もベストセラーになっているようだ。

東京芸術大学に日本テレビ「ヒルナンデス」が潜入(2016年11月2日放映)

会ったことがない大叔父が東京美術学校彫刻科(現東京芸術大学)出身の彫刻家(他様々なアートを手がけた)で国立近代美術館に作品がある。残念ながら私含めて親戚筋に芸術家は全く存在しないが、このブログでも頻繁に取り上げているように、様々なアートに自然と心惹かれることが多い。

番組では、まず「ヒルナンデス」でお馴染みらしい美術学部の磯村暖さんとの軽いやり取りを経て、音楽学部の校舎に潜入。出身者には坂本龍一氏、最近やたらよくテレビに出演する葉加瀬太郎氏、猫大好きフジコ・ヘミングウェイ氏(芸大なる前の東京音楽学校)、シンゴジラの野村萬斎氏などがいる。澤和樹学長がガルネリ・ラル・ジェスの1700年代イタリアで製作されたバイオリンを弾かれたり、学生さんながら既にデヒューもされているサックス奏者住谷美帆さんが演奏含めて紹介されていた。美術学部の校舎では彫金専攻のジュエリー製作の模様がレポートされており、大叔父の頃はどのような活動をしていたのかと思いを馳せた。残念ながら、絵画に関しては何もなかった。

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

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自分が楽しんでいるアートの世界と出身大学の関係性チェック

恐縮にもどうしても音楽よりも、アート、特に絵画により関心がいってしまうので、以下はこの機会を利用して番組に関係なく、勝手に整理してみた。全体像が見えているわけではないが、少なくとも私が楽しんでいる世界では芸大出身かどうかは全く関係ないということがわかった。

1.「Qさま!! 芸術の秋SPで「世界のすごい芸術家」登場も日本の芸術家をもっと取り上げる番組はないのか?

美術系大学に通う学生たちが選んだ「スゴイ芸術家ベスト30」が発表された。東京芸大の学生も投票者の中にいただろうが、以下はこのランキングから。

米タイム誌「影響力ある100人」にも選ばれ、先日文化勲章を受賞した、9位の草間彌生氏は京都市立芸術工芸学校出身。「水木しげるロード 訪問者数3000万人突破 堺港市はインバウンド対策のお手本だ」で取り上げた20位の水木しげる氏は武蔵美術大学に 復員後、特別に入校を許可されるも中退。「太陽の塔」などでいまだに注目される(塔内を改修し、2018年再公開へ岡本太郎氏は22位で東京美術学校出身だ。

2.既に亡くなられた重鎮の方々は(敬称略)

日本画では横山大観平山郁夫東山魁夷加山又造など、洋画家で荻須高徳小磯良平佐伯祐三など、彫刻家では高村光太郎舟越桂など挙げてもきりがないほどの芸大(含む東京美術大学)出身の方がいらっしゃる。「10月は生誕130年「藤田嗣治展」が東京にやってくる 府中美術館から百貨店まで」でも取り上げた藤田嗣治氏も芸大になる前の東京美術学校出身だ。

3.現在活躍中の芸術家

村上隆氏千住博氏や照明デザイナー石井幹子氏などが芸大出身である一方、上記で出た草間彌生氏は京都市立芸術工芸学校出身、奈良美智氏は愛知県立芸術大学出身(武蔵野美術大学は1年で中退)だ。

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4.個人的に好きな画家の中

森本草介とホキ美術館」で取り上げ、昨年亡くなった森本草介氏が芸大絵画科油画専攻だった。好きで作品も保有している中では、「古吉弘 クリスティーズ・ロンドンで£80500と昨年の2倍以上の価格で落札」で取り上げた古吉弘氏は京都芸術短期大学出身。「パリ・セーヌ川洪水危機 ルーブル美術館休業へ Hotel du Louvre(ホテル・ドゥ・ルーブル)は大丈夫か?」で取り上げた岩見健二氏は武蔵野美術大学、フランスを中心とした風景画が素晴らしい中司満夫氏は京都市立芸術大学油画科出身だ。「ヒグチユウコ原画作品抽選会(10月8日申し込み) あの有名コピーライターも堂々参戦か!?」で書いた、家内が好きなヒグチユウコ氏が多摩美術大学出身。

5.森本草介氏とホキ美術館つながり

野田弘志氏が森本氏同様芸大出身。「卯野和宏 日本橋三越本店での初個展開催」で取り上げた卯野和宏氏、先日日本橋高島屋で絵を買おうとしたが、人気で買えなかった山本貴大氏が、上記岩見健二氏と同様、武蔵野美術大学院出身。2人は対談などもよくされている。上記の古吉弘氏が師事した青木敏郎氏は東京造形大学美術科絵画専攻だ。古吉氏はホキ美術館つながりではない。

6.脱線して武蔵野美術大学つながりでは、上記の水木氏・岩見氏・卯野氏・山本氏に加え、日本画の森本純氏、カーデザイナー中村史郎氏、同奥山清行氏、イラストレーター山藤章二氏、作家内舘牧子氏、村上龍氏、リリー・フランキー氏などが出身者。

7.絵画以外

必見!柿右衛門の世界(有田焼創業400年記念) 銀座和光で開催(10月21日-30日)」で取り上げた14代・15代酒井田柿右衛門氏は多摩美術大学絵画学科中退。多摩美つながりでは歌手松任谷由実荒井由実)氏、俳優佐藤浩市氏(多摩芸術学園)、写真家蜷川実花氏、グラフィックデザイナー佐藤可士和氏などが出身者。「佐藤オオキx清川あさみx名和晃平 業界外では意味分からない関係性」で取り上げた名和晃平氏は京都市立芸術大学大学院出身。「Xなら天童木工(山形県天童市) 港区ショールームでリオ五輪卓球台のX型木製脚展示!」で取り上げた柳宗理氏は芸大出身。


世界に誇る日本人芸術家の作品を結集したシンボリックな美術館を東京に創設できないか

添付記事の中で、「訪日外国人のための、日本のシンボリックな美術館は日本が世界に誇れる芸術家の作品で埋め尽くしていただきたい。素人が考えるほど簡単なことではないと思うが、どなたかの強力なリーダーシップのもと、国立博物館でも宮内庁でも総力を結集できないものだろうか。」と書いた。上記の日本人芸術家に関しての各ブログ記事はこの中に整理されている。

訪問した世界の主要美術館と作品