高輪 山手線新駅・品川駅再開発(1)概要とJR東日本


高輪は港区の南端にあり1丁目~4丁目からなる。戦国時代の軍記物語の中に「高縄原」と書かれていたことに由来。高縄とは高台にあるまっすぐな道を意味する。エリア全体地図はこちら(PCのみ)。

高輪のマンション(都営浅草線・京急泉岳寺駅より徒歩6分)と山手線新駅

JR東山手線新駅

最近、このページに来られる方が多いため、本日、2016年10月2日(日)、「「東京の玄関口」 東京オリンピック前後それぞれの戦略、日経朝刊が「京急、品川の複合ビル 規模3倍に」との記事掲載」をご紹介しておきたい。このページを含めて、1.築地、2.浜松町駅、3.田町駅・三田駅、4.山手線新駅(品川新駅、仮称)・泉岳寺駅~品川駅、5.羽田空港・京急、京急が現在の泉岳寺駅にある本社を2019年に移す6.横浜についてブログ内記事で整理した。

特に、「山手線新駅(品川新駅、仮称)開業に向けての記録」を2020に向け逐次アップデートしている(山手線新駅開業に向けての記録 既存記事整理 )(JR品川駅高輪口(西口)再開発への記録 既存記事整理も開始)。

主要当事者の京急については、「京急総括 山手線新駅 x 品川駅高輪口再開発 x 羽田空港 x 川崎駅再開発 x 横浜市へ本社移転(2019年)」にてアップデート中。

現在の主役銀座では「銀座競争激化!GINZA SIX(ギンザ シックス)が松坂屋跡の商業施設名に、銀座6丁目はローソン・シチズンとユニクロが主役!」をご参考まで。

以下は2016年5月にアップした内容。

2009年9月より5年以上し保有し、2015年2月に売却(「三田 綱の手引坂・日向坂(7)マンションの資産価値に対する中長期プロジェクトの効用」)。直接の購入動機の1つは山手線30番目の新駅誕生の可能性(品川-田町間、当時はまだ正式事項ではなかった)で、2014年6月、JR東日本より正式発表になったこと、2013年11月に新たに住んでみたい物件(現在居住)に巡りあい契約していたこともあっての売却だった。その間、羽田空港国際化進展、2012年1月4日、5日の全国紙の報道、「山手線に新駅ができる本当の理由」(2012年8月)に代表されるような本やメディア報道も周辺マンション価格高騰の一助になった。

メディア報道も沈静化し現在に至るが、リオオリンピック終了後、2020年東京オリンピックに向けてのニュースフローが具体的になっていくと思われ、少なくとも今後10年、東京サウスゲート計画の中心プロジェクトである山手線新駅・品川駅再開発から目が離せない。

自分自身の復習もかねて(1)~(10)にまとめたが時間軸的に早期実現が見込まれる山手線新駅関連に多くを割いた(ラインアップは末尾に添付)。以下、プロジェクト概要。

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山手線新駅(京浜東北線も止まる)

JR東日本が2014年6月3日に「田町~品川駅間に新駅を設置し、まちづくりを進めます」という公式発表後、2015年8月31日には、「品川開発プロジェクトにおけるまちづくりの基本概要について」 を出した。2014年3月14日に開業した東北縦貫線(上野東京ライン)開通によってもたらされたプロジェクトで、今後東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として、東京都と港区 の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議を経て、内閣総理大臣による 認定を受けるべく手続きを進めてまいります。 」として、まずは2020年の東京オリンピック前に新駅暫定利用を目指している。

その後、2027年のリニア中央新幹線開業予定(品川-名古屋間、#品川-大阪間は2045年予定)に向けて街びらきが加速化していくと思われる。旧汐留駅跡地を開発した汐留シオサイトや旧国鉄の品川駅貨物ヤードなどの跡地を再開発した品川駅港南口にならないよう切に願う。

高層ビルが乱立しているだけの街並みは、街づくりの視点に欠け活気が感じられない。「山手線に新駅ができる本当の理由」市川宏雄

 

個別マンション整理(過去ブログより)

品川駅再開発 

山手線新駅と一体化されていく高輪口再開発だが、既にオフィスビル・商業施設・ホテルを多数保有する京急(山手線新駅・品川駅高輪口再開発(3)と4つのプリンスホテルを保有する西武ホールディングスが主体となる。現在ホテルだけは充実しているが、国際会議場・商業施設・レジャー施設において都内主要都市に比較してnothingといっても過言ではなく、劇的な変化が期待される。