三陽商会復活への道(5)2017年6月既存事業売上が5か月ぶり前年比増


三陽商会の既存事業売上は2017年2月から5月まで前年比マイナスとなっていたが、6月は105%と好調に推移した。この時期のメイン商材である「カットソー」やそれに次ぐ「シャツ・ブラウス」など婦人服事業がまずは復活し始めたようだ。

2017年6月既存事業売上が5か月ぶりに前年比増(106%)

詳細は会社HPにある月次業績報告に譲るが、2017年2月に展開を終了した複数ブランドの売上減が影響し、前年比93%となって以来、3月が同93%、4月が同99%、5月が同95%となっていたが、6月は同106%で水面上に踊りでた。今後の持続力が注目される。会社からのコメントは以下の通り。

この時期のメイン商材である「カットソー」が既存事業における店頭販売額で前年比106%と好調に推移し、また、次いで売上規模の大きな「シャツ・ブラウス」が同105%、「パンツ」が同104%と前年を上回り、その他多くのアイテムも前年実績を超えたことから、当社既存事業における店頭販売額は前年比105%となりました。全社店頭販売額においては、既に終了したブランドの影響により前年比98%で推移しました。

現時点でより興味があるのは、「三陽商会復活への道(2)日経BP社が「誰がアパレルを殺すのか」出版」の中でダメ会社扱いされている三陽商会に対し、「三陽商会復活への道(4)第三者によるバリューアップの可能性は?日本政策投資銀行とワールドがファッション特化型ファンド立ち上げ!」で取り上げたように、社外からのプレッシャーによりバリューアップにつながらないかというものだ。

現在の筆頭株主オアシスインベストメント(Ⅱマスターファンド)、日本初のファッションファンドを立ち上げる政策投資銀行(TSIホールディングの第2位株主でもある)とワールド、ファッションビジネスをグローバルで強化しており、リアルはどうするのか注目されるアマゾン、「生涯投資家」がベストセラーになっている村上世彰氏(TSIホールディングとなる前の東京スタイルへ投資しバリューアップした経験あり)などが三陽商会のバリューアップに注目しないかなどと、妄想してしまう。

2017年2月には、『敵対的買収防衛策の廃止』で買収しやすい環境に変えてきている事実もあり、いつまでもPBR0.4倍台(2017年7月)の株価では自社株買いでもしないと、どこかにコントロールされることになってしまう。

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