リオ・オリンピック 山口香の日経新聞「千里眼」は実に面白い


リオ・オリンピック 柔道100キロ超原沢久喜選手の決勝戦 山口香と小川直也の異なる見方」をアップしたばかりだが、山口香の日経新聞「千里眼」は柔道以外でもためになる示唆がある。

山口香の日経新聞「千里眼」は理想と現実のバランスが絶妙で実に面白い

私が読んだのは8月9日、11日、14日に記事だが、それ以前から掲載されていたようだ。NHKのオリンピック番組にも出演しているが、テレビでの差しさわりのない内容とは全く異なるコメントで、柔道に精通された方にとっては当たり前のことなのかもしれないが、技術以外で印象に残った一部を以下箇条書きしておきたい。柔道以外でも応用の効く内容がつまっている。

  • 日本の「お家芸」と呼ぶには柔道はあまりにもオープンな世界になったのかもしれない。
  • 81キロ級永瀬貴規選手は負けて学ぶのでは遅い。金メダルに道をつけるには試合中に答えを見つけて形にする瞬発力が必要だ。
    #銅メダルの選手の中でより金メダルに近い選手としてあえて厳しい言葉。
  • 「金以外はメダルでなし」、「組んで投げる柔道を」とは日本柔道の自負を示す言葉だが、自負とおごりは紙一重。
  • 73キロ級大野将平は組んで投げて王者になった。日本が王道を求めたからこそ得られた宝物。だが、こんな選手はとぎれとぎれにしか出現しない。対して、他の階級を制した外国勢は技能より勝負どころの見極めにたけていた。
  • 金メダルを逃した者の涙をたくさん見たが、3位決定戦の多くは接戦で、「やむなく銅」より「なんとか銅」に近かったことを忘れてはならない。
    #銅メダルの選手が皆悔しくて泣くまでの実力なのかとの厳しい問いかけ。


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