理経 x パナソニック x NTTドコモ「5Gトライアルサイト」


2017年5月24日、NTTドコモが2020年の商用サービス開始をめざしている第5世代移動通信方式(以下、5G)において、パナソニックと高臨場・高精細の映像を伝送する共同実験の実施に合意した。パナソニックには理経が「8×8 MIMOアナライザー」のサービス及びメンテナンスを結ぶネットウェル社が製品(スペインEMITE社製)を納めている。

理経 x パナソニック x NTTドコモ「5Gトライアルサイト」

理経の詳細は添付会社HPに譲るが、1957年に創業され、2017年6月8日に60周年を迎える。1)システムソリューション、2)ネットワークソリューション、3)電子部品及び機器という3つの事業からなり、単なるシステムインテグレータ、専門商社とは一線を画す。電子部品及び機器事業で扱うセンサーでデータを集め、そのデータをネットワークで伝送し、送られてきた情報をサーバーで分析・解析を行う。 これはIoT(モノのインターネット)そのものであり、理経は3つの事業領域でいまのデジタル時代の潮流となっているIoTをカバーしている。

ブログ内「理経 x IOT x 5G x Jアラート」で理経にとっての5GやJアラートに関する関わりを取り上げたが、今回は表題通り、NTTドコモの「5Gトライアルサイト」に理経がどう関わっているかを時系列に沿って整理した。

1. 2015年10月29日、理経のニュースリリースにあるように、同社はEMITE社(本社:スペイン)、株式会社ネットウエルとサービス及びメンテナンス契約を締結し、「8×8 MIMOアナライザー」のサービス及びメンテナンスを行うことを発表。メーカーであるEMITE社、EMITE社の販売代理店をつとめるネットウエル社と3社間で契約を結び、理経が製品のサービス及びメンテナンスの一部を担うこととなったということだ。

 MIMOとは複数のアンテナを組み合わせてデータ送受信の帯域を広げる無線通信技術。無線LANの高速化などに応用されている。次世代通信方式5Gでは、送信用と受信用に各8本のアンテナを使う8×8 MIMOが規定されており、さらに高速化が可能とされている。EMITE社の8×8 MIMOアナライザーは、今後主流となる次世代通信方式5Gにも対応している製品で、今後多くの通信機器関連メーカーからの需要が見込まれています。8 x 8以上をMassive MIMOという。
 

今後無線伝送がMIMO方式に切り替わり、大容量の伝送が可能となります。
弊社では本方式が主流になりつつある市場の測定ソリューションとして、EMITE社製 E500 8×8 MIMO アナライザーの拡販活動を行ってまいりました。
この度、パナソニック社から最新モデルのMIMOアナライザーE500を受注成約し、今秋、パナソニック社に納入予定となっております。

3.2017年5月24日、パナソニックと5Gによる高臨場・高精細映像の伝送に関する共同実験に合意-ドコモが構築する「5Gトライアルサイト」での実験を予定-

パナソニックの最先端映像装置で撮影した高臨場・高精細映像を、ドコモが構築する「5Gトライアルサイト」において、5Gの高速・大容量・低遅延といった特徴を活かし伝送する実験等を予定(実施時期2017年6月以降)。コンサート会場等に設置した360度ライブカメラ等で撮影した高精細映像を5Gでアップロードし、さらに、5Gでヘッドマウントディスプレイやタブレット等に伝送することで、VRによる高臨場映像を伝送する実験を行います。その他にも、4K高精細カメラで撮影した様々な映像を5Gで安定して伝送する実験を行います。

#ドコモつながりでは、理経はドコモの5Gの実証実験でテスター開発などで絡むアルチザネットワークとも、別件で販売代理店契約を締結している。

#Massive Mimoつながりでは、2016年9月8日、「ソフトバンクが世界初の「Massive MIMO」の商用サービスを2016年9月16日より提供開始」という事象があった。

Massive MIMOは、5Gの有力な要素技術の一つであり、大量のアンテナとビームフォーミングなどの技術により一人一人に専用の電波を割り当てることで、例えば、通信速度が遅くなりがちだった駅や繁華街などの人が多く集まる場所でも快適なモバイル通信を実現します。ソフトバンクとWCPは、今後も「5G Project」として、さまざまな最新技術を導入していきます。

 

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