量子コンピュータ x D-WAVE SYSTEMS x フィックスターズ x ソフトバンクのビジョンファンド


2017年6月26日、量子コンピュータに関する2つの記事が配信された。1つはカナダのD-WAVE SYSTEMSと日本のフィックスターズ協業開始について、1つはソフトバンクのビジョンファンドによる投資先としての可能性についてだ。

量子コンピュータとは

詳細は添付NHKオンラインの取材に譲るが、スーパーコンピューターをはるかにしのぐ計算能力を発揮すると期待されており、6年前、カナダのベンチャー企業D-Wave Systems社が、世界に先駆け実用化モデルを発売。一部の専門家の間からは、本物かどうか懐疑的な見方が出たものの、グーグルやNASA=アメリカ航空宇宙局など世界のトップ企業・研究機関が購入し、従来の高性能コンピューターの1億倍のスピードが確認されたことで、世界に衝撃を与えた。

従来型コンピューターの基本素子は情報量がゼロか1のどちらかという1ビットだが、量子コンピューターではこれがキュービットとなり、ゼロと1の両方について並行して計算できる。理論的には、通常のスーパーコンピューターが数時間や数日を費やす複雑な問題を数秒から数分で解けることになる。

今後息の長い話になると思う。2017年7月3日には、『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』-アインシュタインたちの「喧嘩」で量子力学を学ぶが発売された。著者は現在高校生だが、12歳の時に書いたとのこと。

2つのニュース配信

1.2017年6月26日配信、フィックスターズ、量子コンピュータを手掛けるD-Wave Systems, Inc.との協業を開始

添付は日本の上場企業であるフィックスターズによるニュースリリースだが、量子アニーリングマシンの基本動作原理を世界に先駆けて提案した、東京工業大学 理学院 教授の西森 秀稔氏や、産学連携を積極的に行い、量子アニーリングマシンによる情報処理技術の研究を推し進める、早稲田大学 高等研究所 准教授の田中 宗氏(科学技術振興機構 さきがけ研究者を兼任)さらに、当事者であるD-Wave International プレジデント、Robert “Bo” Ewald氏とフィックスターズ 代表取締役社長、三木 聡氏のによる協業に関する期待のコメントも含まれている。

#2017年7月25日配信、世界で初めて提唱した日本人研究者が語る「量子コンピュータ」のポテンシャル--脅威の性能とは!、上記の西森教授インタビュー

2.2017年6月26日配信、ソフトバンクのビジョン・ファンド、量子コンピューター投資目指す

6月22日に、同ファンドの運用に携わるシュー・ニャタ氏は、量子コンピューターの「事実上の業界標準」になりそうなハードウエアやソフトウエアを手掛ける企業を探し、支援したい意向だと述べた。


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