幻の松方コレクション ロンドンで焼失したマネやゴッホの絵画など953点のリスト見つかる


9月5日、国立西洋美術館が、「実業家松方幸次郎が収集した美術品群のうち、ロンドンで焼失した作品のリストが、英国テート美術館に所蔵されていることが分かった」と発表。9月17日(土)~11月27日(日)、神戸市立博物館で開催される「松方コレクション展 松方幸次郎 夢の軌跡」には良い宣伝になる。

幻の松方コレクション ロンドンで焼失したマネやゴッホの絵画など953点のリストが見つかる

先週、たまたま取り上げた「2017年 150周年事象とイベント(2)神戸開港(プレイベント 松方コレクション展先行開催)」で、「西洋美術のコレクションのうち、近代フランスの絵画・彫刻等約370点は、今年世界遺産となった国立西洋美術館設立のきっかけとなり、今でも収蔵されている。ただし、同美術館収蔵品は、松方の収集品全体からみればごく一部であり、多くの作品は散逸した。」と書いたばかりだったので、このタイミングの報道に驚いた。

953点のリストを所蔵していたテート・ブリテン

「国立西洋美術館 世界遺産へ」記念 鑑賞した世界各国美術館と作品(1)イギリス」の中にも入っているロンドンのテムズ川畔、ミルバンク地区にある国立美術館だ。

953点の内訳は絵画255点、版画554点、彫刻17点などで構成されており、マネの『闘牛士』、ゴッホの『花瓶の花』などが含まれている。