クウェート 全ての国民と居住・訪問外国人からの「DNA強制採取」を2016年11月に実施へ!


クウェートがブログで本格的に登場するのは2回目だが、前回は「観測史上アジア最高の54度記録」についてだった。今回は簡単にスルーできない内容だ。

クウェート、すべての国民からの「DNA強制採取」決定 外国人も対象でどうなる?

添付産経ニュースによると、「クウェートでは、すべての国民と、居住・訪問外国人に、DNAサンプルの提出を強制する法律が2016年11月に発効される。クウェートの弁護士が、同国で議論を呼んでいるDNA法に対する憲法訴訟を起こした。」とのことだ。

この法律は、2015年6月に同国首都で30人近くが死亡するテロ攻撃が発生した直後に国会を通過。国民全員のDNAサンプルが記録された大規模なデータベースができることで、テロ犠牲者の身元の確認が簡単になるだけでなく、容疑者の特定も容易になるとみられている。

一方、このような法律が施行されるのは世界で初めてであり、批判も多い。この法律がテロ対策の道具として効果的でないばかりか、データベースが盗まれたりハッキングされたりすれば、大規模なプライヴァシー漏洩の法的責任が問われる事態になる、というのがその理由。

「クウェートで観測史上アジア最高の54度 今年も8月2日が近づいてきた」で書いたが、クウェートには、バハレーン滞在時毎月のように計30回以上は出張していた。1990年8月2日のイラクによるクウェート侵攻時は夏休みの真っ只中だったため、スイスのツェルマット(マッターホルンの麓)にいて捕虜にならずに済んだが、以来、ニュースフローには当然敏感になる。本当に訪問外国人から「DNA強制採集」など実施可能なのだろうか。