興研上期業績予想大幅上方修正 x 日経ビジネス「アスベスト健康被害」特集 x 防護服 x 防塵マスク


2017年8月4日、防塵・防毒マスク2大メーカーの1つ興研が2017年度上期業績予想を大幅上方修正した(決算日は8月7日)。日経ビジネス最新号の「アスベスト健康被害」特集があり、「アスベスト除去工事には発がん性があるため防護服・防塵マスクが欠かせない」とのコメントがある。

防塵・防毒マスク2大メーカーの1つ興研が2017年度上期業績予想を大幅上方修正

ブログ内では、「防護服 (防毒マスク等)x アスベスト対策 x 感染症対策 x 原発廃炉対策 x北朝鮮ミサイル対策 x アゼアス」で、1.アスベスト問題、2.感染症問題、3.原発廃炉問題、4.北朝鮮ミサイル問題について、アゼアスという防護服を主力とする企業を通してそれぞれ整理したばかりだ。

防護服と並び、これらの問題解決に欠かせない防毒・防塵マスクの2大メーカーの1つ興研(もう1つは重松製作所)が2017年8月4日、上期業績予想を大幅上方修正した(決算日は8月7日)。

詳細は添付会社発表に譲るが、「産業向けの防じんマスク、防毒マスクの販売が順調であったことに加え、海外を含む一般向け並びに医療機関向けの使い捨て式マスク「ハイラック」シリーズの販売が伸びるなど、マスク関連事業は全般的に好調に推移しました。」とのことだ。

産業向けの防毒・防塵マスクの具体的な用途は不明だが、アスベスト除去を行う解体現場、化学物質・化学薬品を扱う工場や研究所、原発向けなど幅広い範囲が対象となっていると推察される。

2017年8月4日には、「海外旅行「はしか」にご注意 欧州で流行、厚労省呼び掛け 」のような記事が配信されているが、一般向け並びに医療機関向けの使い捨てマスクの販売が伸びている点もうなずけるような例だ。

以下、上記の1.アスベスト問題、2.感染症問題、3.原発廃炉問題、4.北朝鮮ミサイル問題のうち、アスベスト問題が日経ビジネス最新号で特集されていた。

日経ビジネス最新号(2017年8月7日・14日号)でアスベスト問題を特集

2017年6月12日のNHK「クローズアップ現代+」でアスベスト問題について放映後、ブログ内では末尾に添付したように整理していた。民放各局がこんな大問題を全く報じていない(私が知る限り)のは不思議な限りだが、「2017年7月25日配信、室内に“居ただけ”で死亡も 「建物アスベスト」の恐怖」という週刊朝日最新刊の記事に、全く専門家でもない私が思っていた点がやっと書かれていた。

今回、日経ビジネスがアスベスト健康被害という「時限爆弾」が牙をむくと、5ページに渡り特集している。冒頭の写真では防護服・防塵マスク姿の方がアスベスト解体現場で格闘する様が紹介されている。

詳細は記事自体に譲るが、アスベスト問題の歴史・がんの一種である中皮腫(ちゅうひしゅ)・肺がんについて被害具体例(あらゆる職場で居ただけ被害)・今後の被害拡大予測・遅い国の対策・重い建物所有者の責任などが取り上げられている。

最も恐ろしいと思ったのは、「過去にアスベストが使用された可能性のある民間建物は全国に約280万棟のうち、建材メーカーがあくまでも自主的だがその使用を停止するようになった1989年までに竣工した建物が約10万棟ある。うち、最大約3万棟でアスベスト除去や板などで覆う囲い込み」といった対策が何らされていない」という国土交通省の推計値だ(2017年5月公表)。アスベストの建材への使用が全面禁止となったのはなんと2012年とのことで、他の様々な要因を考慮すると、上記の数字は最低ラインということになる。

日経ビジネスでは、「対策が進んでいない分、これから大きなビジネスチャンスが広がると言える。」と、調査・分析会社などは、国内のみならず、アジア・アフリカなどでも関連市場が開ける可能性があると指摘している。

解体事業者とそれを支える防護服、防塵マスクメーカーなども当然現場で必要とされることになろう。

2017年8月5日の日経朝刊「動く廃炉市場、参入続々」のようなトレンドによっても、原発作業員など向けの防護服、防毒・防塵マスクが中長期で必要とされることになる。

 

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