喜多川歌麿 浮世絵『深く忍恋』 日本の木版画として史上最高値で落札


フランスのパリで6月22日開催されたオークションで、喜多川歌麿(1753頃~1806)の版画が74万5000ユーロ(約8800万円で落札された。共催したボサン・ルフェールとクリスティーズによると、日本の木版画として史上最高の落札額だったとのこと(写真などヤフー記事)。

喜多川歌麿(1753頃~1806)は反骨の精神を持つ美人画の大家

江戸幕府は世を乱すものとして度々制限を加えたが、歌麿は判じ絵などで対抗し美人画を書き続けた。しかし文化元年(1804年)、豊臣秀吉醍醐の花見を題材にした浮世絵「太閤五妻洛東遊観之図」(大判三枚続)を描いたことがきっかけとなり、幕府に捕縛され手鎖50日の処分を受ける。これは当時、豊臣秀吉を芝居や浮世絵などにそのまま扱うことは禁じられていたことに加え、北の政所淀殿、その他側室に囲まれて花見酒にふける秀吉の姿が当代の将軍・徳川家斉を揶揄する意図があったと見なされたためである(ウィキペディアから抜粋)

年2回発行のガイドブック「吉原細見」で大儲けした蔦谷重三郎が歌麿の美人画や写楽の役者絵の版元だった。小説『だましゑ歌麿』を原作とした、水谷豊主演のTV番組もシリーズ化している。

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歌麿にフォーカスするのは今回が初めて。

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