川瀬巴水 木版画展 松坂屋上野店で今年も開催(2016年11月30日-12月6日)


川瀬巴水(かわせはすい)は大正・昭和期の浮世絵師、版画家で、衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく、新しい浮世絵版画である新版画を確立した人物として知られる。アップル創業者の故・故・スティーブ・ジョブズも巴水の絵を好んで集めていた。

川瀬巴水 木版画展  松坂屋上野店で開催(2016年11月30日~12月6日)

川瀬巴水(1883~1957)は近代風景版画の第一人者であり、日本各地を旅行し旅先で写生した絵を原画とした版画作品を数多く発表した。アメリカの鑑定家ロバート・ミューラー[の紹介によって欧米で広く知られ、国内よりもむしろ海外での評価が高く、浮世絵師の葛飾北斎・歌川広重等と並び称される程の人気がある。以下が、木版画展の紹介文。

郷愁の日本風景を描いた最後の浮世絵師・川瀬巴水。近年人気上昇中で、良質な作品が入手困難になりました。このたび世界中から集められた作品の中から版元・渡辺版画店の目で厳選された約30点の初期摺画を展示販売いたします。貴重な大正期の作品も含まれます。

アップルの創業者、故・スティーブ・ジョブスが川瀬巴水の新版画を気にいり集めていたことは、「最後の版元 浮世絵再興を夢みた男・渡邊庄三郎」などに詳しい。

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渡邉木版美術画舗

上記木版画展に関しても同画舗のHPからの抜粋だが、川瀬巴水など多くの新版画家の版元である。以下はHPからの紹介文。

明治42年東京、京橋にて創業。 浮世絵専門の画商として、オリジナル浮世絵と浮世絵復刻版を国内外に販売。その後、浮世絵の製作技術を習得し、当時の画家に新しい時代の浮世絵を作ろうと呼びかけ、大正中頃より「新版画運動」と後世呼ばれる、新時代の浮世絵を次々に発表する。

これらの作品は国内よりはむしろ米国・英国を中心に海外で大いに評価された。関東大震災以後大正14年現在の銀座八丁目に移転し、第2次世界大戦後は現代創作版画の作品をも積極的に取り入れるようになる。 現代の版画作家にも大いに影響を与えつつ、今日では浮世絵から現代版画に至るまで手広く日本の木版画を取り扱っています。

川瀬巴水「東京二十景」より 芝 増上寺

冒頭の写真。私の最も好きな作品だ。今回の木版画展には含まれていない。以下が現在の増上寺外門写真。

増上寺外門と東京タワー
増上寺外門と東京タワー
増上寺塔赤羽根広重)
増上寺塔赤羽根広重)

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