JTB決算とエアビーアンドビー・CCC 民泊で事業提携


昨日、JTBが15年度決算、16年度決算予想を発表した。上場していないが毎年決算発表している。売上は1.34兆円以上と過去最高となっており、旅行業界断トツ1位の地位をキープしている。

JTB決算は好調な国内旅行部門が不調な海外旅行部門をカバーして増収増益

同社15年度連結決算は売上が前年比1.5%増、営業利益が同45.1%増、増収増益。国内旅行部門は北陸新幹線開業、インバウンド、個人・グループ旅行販売促進により絶好調。一方、海外旅行部門はパリ・ベルギーの同時テロの影響を受けて振るわなかった。16年度予想は売上同2.7%増、営業利益同23・9%増を予想している。

エアビーアンドビーがCCCと民泊推進で事業提携

昨日、民泊の仲介世界最大手エアビーアンドビーが5800万の会員がいるCCCと日本事業で提携すると発表した。同社にとってのトップ3都市はパリ(7万件)、ニューヨーク(4.5万件)、ロンドン(4.4万件)で、東京は1.4万件にとどまっており、潜在余地が大きいとしている。

政府の規制改革会議が民泊の営業日数の上限を年180日以下とする条件を示した件について、同社は明確に異を唱えている。楽天の三木谷会長兼社長が代表理事をつとめる新経済連盟も反対を表明する予定。CCCの増田社長兼CEOも幹事の1人として名前を連ねている。

JTBのような旅行会社が今後どのように民泊に関わっていくのか

金融業界ではメガバンクもフィンテックの価値を認め、自らベンチャー投資をして共存共栄のスタンスで臨んでいる。エアビーアンドビーのゲビア共同創設者が、「ATMや自動車でも当初を大きな反対を受けていた」とのコメントしているが、旅行業界ではどのように向きあって行くのだろう。今後注視していきたい動向だ。


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