現存日本画作家簡便整理


特に現存作家のアート鑑賞が日々の生活に完全に根付いており、自分の日本画作家情報チェック簡便化・全体像俯瞰を目指して整理し始めた。

日本画現存作家(敬称略)

自分が個展・グループ展などを鑑賞する中で頻繁に目にする作家さんもしくは好きな作家さんを中心に、辞書替わりにチェックし易く整理している(随時アップデート)。実際にはリストの何倍もの作家の作品を観ている。

若手中心となっており、日本美術院(院展を開催)の「同人」(大観賞2回以上受賞などの諸条件をクリアした重鎮の方々)はこちらをご参照願いたい。以下のリストからは田渕俊夫、宮廻正明、手塚雄二、村上裕二が入っている。因みに以下のリストで牧進、中島千波、千住博など1950年代生まれ以上で同人リストにないのは、単に日本美術院に所属していない(もしくは退院して無所属)だけだ。

東京美術倶楽部では中堅(一部若手)から重鎮の和洋画家が参加する新作オークション「創と造」が毎年開催される(添付は2017年の作品)。一方、平山郁夫協力のもとで設立された、西武池袋で毎年開催される「有芽の会」に若手院展作家が多数参加している。以下のリストの中にも法務大臣賞(大賞)の受賞者が何人もいる。

出身大学・受賞歴など含めた経歴詳細は添付内(オフィシャルサイトある場合は優先)をご参照願います。9割以上は藝大大学院卒だが、大活躍されている福井江太郎、森本純、岩田壮平などは藝大卒でない。号単価(プライマリー市場)は「美術界データブック」で毎年更新されている(非掲載の作家さんもいる)。

日本画作品収蔵作家は福井江太郎、高島圭史、岡村智晴、小林範之、川崎麻央、古家野雄紀。

  • 牧進(1936~):川端龍子(1885~1966)の弟子。
  • 田渕俊夫(1941~):平山郁夫に師事。東京藝術大学名誉教授。日本美術院理事長。
  • 平松礼二(1941~):モネへのオマージュ作品でも有名。
  • 中島千波(1945~):元東京藝術大学美術学部デザイン科教授で、教え子が多く活躍中。桜、牡丹は代名詞。
  • 松村公嗣(1948~):片岡球子に師事。愛知県立芸術大学学長。日本美術院同人。
  • 宮廻正明(1951~):平山郁夫に師事。東京藝術大学学長特命教授。日本美術院同人。
  • 手塚雄二(1953~):平山郁夫に師事。東京藝術大学美術学部絵画科日本画教授。日本美術院同人。加来万周、高島圭史、松岡歩、大久保智睦、永井健志などが師事。
  • 西田俊英(1953~):奥村土牛、塩出英雄に師事。武蔵野美術大学日本画学科教授、広島市立大学名誉教授。日本美術院同人。
  • 福王寺一彦(1955~):日本芸術院会員。日本美術院同人。月を描く代表的作家。
  • 森田りえ子(1955~):京都市立芸術大学客員教授。
  • 千住博(1958~):元京都造形芸術大学学長、現在京都造形芸術大学教授。1995年第46回ヴェネツィアビエンナーレ (ヴェネツィア、イタリア) にて名誉賞受賞、絵画作品としては東洋人として史上初。「ウォーターフォール」が代表作。NY滞在でグローバルに活躍。
    #千住博が次世代を担う若手作家の育成と自立、研鑽の場として立ち上げられたグループ展グループホライゾンの参加作家は添付内にリストあり。
  • 国司華子(1960~):女性作家による人物画の流れ。>宮北千織(1967~)>染谷香里(1977~)>西岡悠妃(1986~)
  • 村上裕二(1964~):日本美術院同人。この数年は「ウルトラマンの世界」で有名。ラピスラズリを贅沢に使用。村上隆の弟さん。
  • 池永康晟(1965~):上村松園(1875~1949)、鏑木清方(1887~1972)、伊藤深水(1898~1972)といった日本画代表美人画に対し現存美人画第一人者。画集「美人画づくし」に掲載されている作家さん中心に美人画市場が出来上がっている。
  • 福井江太郎(1969~):深化していく「駝鳥」シリーズ、ラピスラズリを使った「菖蒲」などオーラのある作品が代表作。NYにもアトリエがありグローバルに活躍の場を広げつつある。2005年にオープンした宮本亜門の「花蝶」で初めて「駝鳥」の作品を目にした。
  • 森本純(1970~):美人画が中心。写実で有名な森本草介(1937~2015)の息子さん。
  • 加来万周(1973~):手塚雄二に師事。日本美術院院友。
  • 瀧下和之(1975~):中島千波に師事。鬼や「桃太郎図」などが代表作。
  • 高島圭史(1976~):手塚雄二に師事。富山大学芸術文化学部講師。仏画から着想を得、繊細で透明感のある色彩で女性を描いた「きいろいひと」シリーズなどが代表作。院展の大観賞2度受賞し日本美術院特待に(「きいろいひと」とは全く違うタイプの作品)。
  • 染谷香里(1977~):東京藝術大学大学院助教。日本美術院特待。
  • 岩田壮平(1978~):武蔵野美術大学准教授。日展会員。「鯉」、「花」などが代表作。
  • 松岡歩(1978~):手塚雄二に師事。東京藝術大学教育研究助手。日本美術院院友。動物が主題。
  • 松村公太(1978~):東京藝術大学非常勤講師 兼 特別研究員 。日本美術院院友。「水」を描く作品が多い。
  • 大久保智睦(1978~):手塚雄二に師事。日本美術院院友。色彩の美しい作品が多い。
  • 狩俣公介(1978~):東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復日本画 非常勤講師。女子美術大学美術学科日本画専攻 非常勤講師。日本美術院院友。色を抑えた自然の描写が多い。
  • 金丸悠児(1978~):中島千波に師事。動物が主題。C-DEPOTのメンバー。
  • 名古屋剛志(1978~):中島千波に師事。C-DEPOTのメンバー。
  • 野地美樹子(1978~):中島千波に師事。日本美術院院友。美しい自然がテーマ。
  • 並木秀俊(1979~):日本美術院院友。美しい光を放つ截金(きりかね)の作品が特徴。江里 佐代子(人間国宝)から学んだ。
  • 泉東臣(1979~):中島千波に師事。主に色彩の美しい四季折々の植物を描く。
  • 永井健志(1979~):手塚雄二に師事。日本美術院院友。同年生まれの松下雅寿(手塚雄二に師事)・川又聰と合同展が多い。
  • 須藤和之(1981~):慶應義塾大学非常勤講師。日本美術院院友 。
  • 京都絵美(1981~):東京藝術大学非常勤講師、大正大学非常勤講師、日本美術院院友
  • 関谷理(1982~):沖縄県立芸術大学 美術工芸学部 日本画常勤講師。
  • 平岡良(1983~):身近な自然がモチーフ。
  • 繭山桃子(1983~):手塚雄二に師事。都市を描く。日本美術院院友。
  • 清水航(1983~):新日春会 会友。動物・花が主題。
  • 岡村智晴(1984~):「水月」、「木洩れ日」、「Orbit」などが代表シリーズ。光は全てを表す根源として捉え、永遠性を感じる主題として描いている。
  • 絹谷香菜子(1985~):描きたい人を動物の姿に託して描くことも。絹谷幸二の娘さん。
  • 楚里勇己(1985~):花がモチーフ。「現代の住空間を彩る日本画」をコンセプトに作品を描く
  • 小林範之(1986~):動物や鳥などを金や銀の細い線で糸を紡ぐように描く。
  • 松村侑紀(1986~):手塚雄二に師事。東京藝術大学教育研究助手。日本美術院院友。
  • 川崎麻央(1987~):梅原幸雄(東京藝術大学教授、日本美術院同人)に師事。大胆な構図と鮮やかな色彩で動きを描く。東京藝術大学教育研究助手。日本美術院院友。
  • 水津達大(1987~):日本美術院院友。
  • 北澤龍(1987~):日本美術院院友。「枯れてゆくモノの美しさ」をテーマにする。
  • 山田雄貴(1989~):日本美術院院友。
  • 山影広野(1991):千住博に師事。宇宙を描く。
  • 古家野雄紀(1993~):押元一敏に師事。

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