感染症整理 厚生労働省がジカウィルス感染症患者(輸入症例)発生を発表


「2016年8月5日から22日、リオデジャネイロ・オリンピックが開催されるが、ジカ熱の話題が途切れることがない。ジカ熱を理由にオリンピック出場を断念する選手がいるぐらいだ。」と書いていたら、厚生労働省がジカウィルス感染症患者(輸入症例)発生を発表した。

感染症とは

感染管理事業に関する特許技術を有する大幸薬品(4574)によると、感染症とは、「環境中(大気、水、土壌、人含む動物)に存在する病原性の微生物が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患です。私たちの身の回りには、常に目に見えない多くの微生物(細菌、ウイルス、真菌(カビ、酵母等)が存在しています。」とある(詳細は添付)。身近なものとしては風邪、食中毒、水虫などが挙げられる。

ジカ熱とは

感染症に関してはNIID 国立感染症研究所東京都感染症情報センター日本感染症学会など様々な情報源がある。ジカウイルスに感染することで生じる感染症であるジカ熱(ジカウィルス感染症)に関しては東京都感染症情報センターの説明がよくまとまっていた。「症状は、軽度の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などです。現在、ワクチンはありません。特別な治療 法はなく、症状に応じた対症療法が行われま す。 ジカウイルス感染とギラン・バレー症候群 との関連性が明らかになっており、また、小頭症などの先天性障害を起こす可能性がある とされています。」とある。より詳細であれば政府広報オンラインの記事が有用だ。その他、詳細は添付に譲るがエボラ出血熱デング熱なども記憶に新しい。

本日の厚生労働省の発表は以下の通り

日本国内で、ブラジル以外の中南米の流行地域への滞在歴がある男性1名が発疹等の症状を示し、6月9日に医療機関を受診しました。ジカウイルス感染症の疑い事例として医療機関から自治体に届け出があり、本日、大阪府内の地方衛生研究所における検査の結果、ジカウイルス感染症の陽性が確定しました。

我が国でジカウイルス感染症患者が発生したのは10例目(全て輸入症例)であり、今年2月以降としては7例目になります。

ジカウイルス感染症は、一般に蚊に刺されることによって感染する疾患です。

ジカウイルス感染症は一般的に軽症であり、重症化するリスクは極めて低いですが、流行地域へ渡航する場合は、長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。特に、妊婦の方は、流行地域への渡航は控えてください。

6月6日(月)、家庭用殺虫剤大手のアース製薬(4985)が7月下旬をメドに大幸薬品(4574)に資本参加すると発表

資本業務提携の理由は「近年、人や蚊などが媒介する様々なウィルス感染症の脅威から、生活に関わる全ての分野において感染予防と衛生管理に対する関心と需要が高まっております。このような環境の中、当社グルーブは大幸薬品が保有する感染管理事業に関する特許技術等を高く評価し、特に二酸化塩素を用いた物体・空間除菌の重要性と、蚊の忌避効果等の新たな可能性を両社で共有しているところです。」と述べている。

アゼアス(3161)感染症対策やアスベスト対策でも必要とされる会社

6月10日(金)、決算発表。15年度減収減益は既に下方修正されていたのでサプライズなく、16年度決算のV字回復も、前年度の反動ということもありサプライズはないと思われる。株価は決算自体よりも、感染症関連のニュースフローや、2020年東京オリンピック・パラリンピックを前におこる建設ラッシュによるアスベスト対策の高まりにより左右されるだろう。

防護服・環境資機材事業では、汚れ作業から、有害な粉じん作業、危険な化学物質の取り扱い、新型インフルエンザ等の感染症対策に至るまで、さまざまな用途に対応した化学防護服や環境資機材を供給している。

防護服が使用される現場は、さまざまに広がっている。新型インフルエンザのような未知の感染症に対応する医療機関をはじめ、アスベスト除去を行う解体現場や、ダイオキシンPCB処理の現場、化学物質・化学薬品を扱う工場や研究所などがある。また、近年は、硫化水素対応のために警察関係者にも使用されるほか、農場での農薬散布、各種清掃作業、塗装作業、畜産場の作業などにも防護服が活用されている。


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