創業者沢田会長の社長復帰 「HISよお前もか」 ユニクロなど過去の他社トラックレコードは悪くない!


旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は10月28日、創業者で会長の沢田秀雄氏が11月1日付で社長に復帰すると発表した。HISはホテルや電力小売事業など業容を拡大している。複雑化したグループ経営を再構築し、M&A(合併・買収)などで一段の成長をめざす。

HISの創業者沢田会長が社長復帰へ

平林朗社長(48)は代表権のない副会長となるほか、11月中に新設するホテル事業子会社の社長に就任する。HISはホテルや電力小売事業など業容を拡大している。複雑化したグループ経営を再構築し、M&A(合併・買収)などで一段の成長をめざす。

HISは今後、持ち株会社の位置付けを強める方針。現状は子会社のハウステンボス傘下に電力小売会社などがぶら下がるなど、グループ各社での資本関係が複雑になっている。HISの直接傘下にホテル会社や電力小売会社などを入れることで、グループ全体の経営を指揮する沢田氏のもと、意思決定を迅速にする狙いがある。

沢田会長は課題である“後継者育成”に関しては、各カンパニーの責任者などから候補を見いだす考えといい、「5年以内に30~40代の若手にバトンタッチしたい」と述べた。

相次ぐ創業者の会長(もしくは社長、取締役)復帰 &プロ経営者(!?)の降板

今年6月、ソフトバンク創業者孫正義社長が後継者にする予定だったニケシュ・アローラ副社長に手切れ金を払い、社長継続を発表した。その約10年前の2005年7月、ファーストリテーリング創業者柳井正会長社長に復帰すると発表された。以下ほんの一部で、理由はそれぞれあるが、このような例は枚挙にいとまがない。結果はポジティブな方向に行くことが多いが、後継者問題が解決されたことにはならないので深刻だ。クックパッドのような若い企業では創業者からんで大混乱も。