「秘密のケンミンSHOW」に長崎ちゃんぽん「リンガーハット」が登場(10月27日)、創業事業は「とんかつの浜かつ」!


10月27日(木)、日本テレビ「「秘密のケンミンSHOW」に長崎ちゃんぽん「リンガーハット」が登場する。創業事業「とんかつ浜勝」も含め自分なりに整理してみた。

「秘密のケンミンSHOW」に長崎ちゃんぽん「リンガーハット」が登場(10月27日)

日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」では、長崎ケンミン人気ナンバー1のちゃんぽんチェーン「リンガーハット」に潜入! おいしい秘密を徹底調査!、といいうことで味の良さについて調査するようだ。よって、味以外のところを整理してみた。

1985年に上場会社になったリンガーハットは、1962年、長崎。米濵豪(創業者、長兄)を中心に、昭英(三男)、和英(四男:現代表取締役会長兼CEO)の手によって「浜勝」を創業。後に弟の鉦二(二男:現取締役最高顧問)を呼び寄せ、三位一体の経営をはじめた。

1974年、現在の「リンガーハット」の原型となる「長崎ちゃんめん」を長崎市宿町に開店。70年代の外食産業急成長の波に乗り破竹の勢いで出店攻勢をかけ、九州地方でそのポジションを確立。

1977年、「リンガーハット」に名前を改めた1号店を福岡県にオープンし、2年後の1979年、満を持しての関東進出を果たす。首都圏1号店となる「リンガーハット大宮バイパス与野店」を埼玉県に開店。「長崎ちゃんぽん」の名を一躍全国区に押し上げた。

<番組内容を追記>

  • 番組による長崎での調査では51%の人が「リンガーハット」でちゃんぽんを食べる。
  • 野菜は一般的に150グラムだが、250グラム入っている。野菜たっぷりちゃんぽんだと480グラム。
  • 鍋送り機という機械でほぼ自動で調理。国内全店舗で安定した同じ味。ただし、長崎の人はソースやお酢をたっぷりかける。
  • ちゃポリタンという長崎限定商品も人気。東京では大森店のみで食べれる。

上場会社リンガーハット=長崎ちゃんぽん「リンガーハット」+創業事業「とんかつの浜かつ」、#=はほぼイコールという意味

「リンガーハットは、なぜ復活できたのか」という記事が2014年度の決算が締まる2015年2月に出ている。題名が示すように、「ここ10年余りで4度の最終赤字を経験」を経て、2009年から採用した「国産野菜100%」をうりにして復活しつつあるとの記事になっている。以来、2015年度も大幅増益を達成、2016年度も第2四半期結果、今期予想とも増収増益で堅調さを保っている。以下(添付短信より)はあくまでは第2四半期結果で足元の状況ではないが、長崎ちゃんぽんの好調さが、とんかつの不調を補う形になっている。

長崎ちゃんぽん「リンガーハット」は「当第2四半期連結累計期間の既存店売上高前年比率は101.8%となり、売上高は160億44百万円(前年同 期比6.7%増)、営業利益は9億57百万円(同24.7%増)となりました。

とんかつ浜かつは「当第2四半期連結累計期間の既存店売上高前年比率は100.2%となり、売上高は51億76百万円(前年同 期比2.0%増)、営業利益は3億6百万円(同26.5%減)となりました。

とんかつに関しては、「格安とんかつ戦争 日経夕刊(10月15日)に「かつや」登場、松屋グループも専門店で攻勢へ!」の影響もあるのだろうか。

マック元社長に潰されかけたリンガーハット、批判&反対殺到の戦略断行で鮮やかな復活

2015年6月に配信された添付の記事は、LIXILを去った藤森社長、ベネッセを去った原田社長などの例からも、「創業者以外で日本に真のプロ経営者は何人ぐらいいるのか?」と思っていたので非常に興味深い。以下、時間軸で整理した。

  • 2003年頃
    消費低迷を背景に「外食大競争時代」といわれたが、他社に先駆けて低価格競争を仕掛けたリンガーハットは、業績の赤字と黒字を繰り返す「ジェットコースター経営」に陥っていた。
  • 2005年5月
    実質的創業者の米濱和英氏が社長から代表権のない会長に退き、日本マクドナルド元社長の八木康行氏が同月から新社長に就任するとの電撃トップ人事を発表した。この発表に首をかしげる向きが少なくなかった。「八木氏は前任の日本マクドナルドでハンバーガーの値下げと値上げを繰り返して日本マクドナルドのブランドを失墜させ、業績悪化を決定的なものし、任期途中で引責辞任に追い込まれた経営者だった。

    (途中省略。詳細は添付記事)

  • 2008年9月
    八木氏は任期途中、引責辞任に追い込まれ、米濱氏が会長兼任で社長に復帰した。「値下げによる集客は邪道」と周囲に漏らしていたといわれる米濱氏は、社長に復帰すると真っ先にクーポン発行を廃止、地に堕ちたブランド再生に取り組んだ。
  • 09年10月1日から日本国内で採れた新鮮な生鮮野菜しか使いません」と「国産野菜100%採用」宣言が付随していた。

#10月28日、HISの創業者澤田会長が11日1日付けで社長に復帰(会長兼社長)と発表した。会社経営というのはかくも難しいものだ(創業者澤田会長の社長復帰 「HISよお前もか」 ユニクロなど過去の他社トラックレコードは悪くない!