羽田空港国際化進展で成田空港の競争力低下へ 不動産価値にも影響


8月10日、米デルタ航空が成田-ニューヨーク線含む成田発着3路線から撤退すると発表した。羽田空港国際化進展により成田空港の競争力低下は予想されていたことだが、不動産価値という観点からも、羽田空港へのアクセスの重要性は益々増しているといえる。

羽田空港関連 最近のニュースフロー

浜松町 JR東日本に加え、野村不動産も再開発へ(総事業費3500億円、2020年着工)」で「羽田空港 & リニア中央新幹線に深く関わる品川駅-新駅・泉岳寺駅-田町駅・三田駅-浜松町駅・大門駅周辺の再開発から築地中央卸売市場跡地あたりまでの今後の変化が楽しみだ。」と書いたが、これらの地域の不動産価値は相対的に(絶対的かは景気動向にも依存)上がっていくと予想される。以下のニュースフローもそのサポート要因だ。対抗策として、成田国際空港会社や国交省は成田空港の3本目の滑走路増設なども検討している。

米デルタ、NY線など成田3路線撤退:詳細は添付。都心に近い羽田空港での国際線運航枠の拡大により、デルタが拠点としてきた成田便の競争力が低下すると判断。羽田はANAとか日本航空の国内線が充実。日本の両社やANAと組むユナイテッド航空の方が日本の地方から北米に向かう旅客を取り込みやすい。

羽田、増便へ前進 都心飛行で自治体と合意:詳細は添付。羽田空港の発着枠が2020年の東京五輪・パラリンピックの前に年3.9万回(現行の約45万回から49万回)に増える方向が7月28日、固まった。都心上空の飛行ルート採用を関係自治体が了承した。いまある滑走路の使い方を工夫して、増大する航空需要に対応する。国土交通省は羽田の国際線旅客が現行の1.5倍の1964万人に増え、経済効果は年6500億円に上るとみている。都心に近い羽田空港の発着枠が増えると、都内から海外旅行や海外出張に行きやすくなる。羽田は地方空港とのネットワークも充実しており、地方から乗り継いで海外に行くのも便利になる。

首都圏鉄道24路線構想 羽田・成田へ3新線:詳細と24路線構想は添付。実現性は不透明だが、注目は都心直結線(押上~泉岳寺)、羽田空港アクセス線(田町~羽田空港)など。

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羽田空港 日本空港テクノの新津春子さんが東洋経済オンラインに登場」、羽田空港は世界一清潔な空港
浜松町 JR東日本に加え、野村不動産も再開発へ(総事業費3500億円、2020年着工)」、上記参照


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