業界初!Goody’sという新しいオークション登場! with インターネット & オークション会場 by KOMEHYO(コメ兵)x 茶源


オークションについてはこのブログ内でもクリスティーズ・ロンドンを取り上げたり、個人的に国内美術品のシェア1位シンワアートオークションは何度か取材もした。今回、コメ兵 x 茶源が「Goody’s」という画期的なオークションを初めて開催する(2016年11月3日から4日間)。業界初のリアルとネットを繋ぐ一般公開オークションとのことで、どのような形であれ、国内オークション市場の発展につながるのなら大歓迎だ。

Goody’s オークションと第1回開催概要

物とネットを繋ぐIoTシステムを構築した新しいタイプのオークションで、顧客は自宅・オフィスに居ながらにして参加できる、画期的な競売システムとなっている。詳細は添付HPに譲るが、「今回の出品商品は少数・高単価で考えておりますので、御出品をお考えの 方は、目安として単品で50万~100万以上くらいの売却が見込めそうな物 をご出品下さいませ。」となっている(売歩10%、買歩15%)。

中国ネットオークションシステム2社と提携し、総会員数約22万人の中国 人のl顧客が本国より、リアルタイムネットオークションに参加する。

第1回「Goody’s」開催概要 日時: 2016年 11月 3日~6日(4日間開催)

11月 3日、4日・・・事前に出品商品の下見ができます
11月 5日、6日・・・オークション開催日です
会場: 秋葉原UDX 〒 101-0021 東京都千代田区外神田4−14−1
取扱品:美術品、骨董品、書画・絵画、宝飾品、高級時計・バックほか 取扱点数:美術品、骨董品、書画・絵画 約200点 宝飾品、高級時計・バック 約200点
参加人数:会場180名(予定)+ 国内外ネット会員・事前入札参加者

KOMEHYO(コメ兵)x 茶源によるサービス提供 vs 国内美術品オークションンシェア1位のシンワアートオークションなど

コメ兵は上場会社ということもあり、名古屋市中区大須に出向き何度か取材もし、勉強のため銀座、新宿の店舗ものぞいた。売上の約8割が中古品で、2015年度は訪日客需要の恩恵がありながらも減益決算で、2016年度はその恩恵も縮小し、大幅減益が予想されている。今回のコラボでは美術品以外を主に担当するのだろう。テレビ番組では、商品買い取りセンターの様子が、顧客の目張り入りでよく出てくる。

一方、茶源は勉強不足で初めて知った名前だ。なんと茶碗屋さんから始まった1861年に創業された会社だ。イオンの創業地(現在本社は千葉県)でもある三重県四日市に本社がある。現在5代目となる堀木代表取締役が西洋美術から中国美術・日本美術まで新古美術品を幅広く取り扱う、美術商としての形を確立した。既に美術品オークションの経験もある。2015年10月に名古屋市中区大須に『茶源名古屋大須店』をオープンしたとあり、同地に本店があるコメ兵と縁ができたのであろうか、それとも順序が逆だろうか。

 国内の美術品オークションシェア1位(2000万円以上の落札作品では約45%のシェアを占めている)のシンワアートオークションも上場会社であるため何度も取材した。この数年、国内オークション市場の低迷で、太陽光施設販売や医療ツーリズムなど本業以外にも手を出さざるを得ない状況になっている。
 
Goody’sによる「目安として単品で50万~100万以上くらいの売却が見込めそうな物を出品願います」との上記メッセージやHP上の出品作品一覧(一部数千万円以上もある)からすると、数千万円から数億の作品まで取り扱うシンワアートの売上部分と何割程度がバッティングするか現時点では不明だ。ただし、Goody’sがネットに特化しているわけでなく、リアルもあるので理屈的には売り手と買い手の質が高まれば、よりバッティングしてくる可能性も出てくる可能性もある。
 

約250年の歴史がありクリスティーズやササビーズが主導する世界のオークション市場(約2~3兆円との推定あり)との差は一向に縮まらないプアな状況が続く国内オークション市場(2014年で約142億円との推定あり)にあって、いたずらな手数料競争に陥ることなく、健全な発展につながることを願ってやまない。

ブログ内オークション関連

世界に誇る日本人芸術家の作品を結集したシンボリックな美術館を東京に創設できないか

添付記事の中で、「訪日外国人のための、日本のシンボリックな美術館は日本が世界に誇れる芸術家の作品で埋め尽くしていただきたい。素人が考えるほど簡単なことではないと思うが、どなたかの強力なリーダーシップのもと、国立博物館でも宮内庁でも総力を結集できないものだろうか。」と書いた。