秀吉の念力!? “幻の城” 最初の伏見城の石垣など見つかる(京都伏見区)!


豊臣秀吉が天下統一後築城した最初の伏見城とみられる石垣が京都市伏見区の老人福祉施設建設予定地で見つかった。12月23日からの3日間、パシフィコ横浜で開催される「お城EXPO」を前に話題が一つ増えたようだ。

最初の伏見城の石垣など見つかる

豊臣秀吉が築いて、すぐに地震で倒壊したことから幻の城とも言われる最初の伏見城(=指月城)の石垣などが、京都市伏見区にある老人福祉施設の建設予定地だ。民間の調査団体、関西文化財調査会が先月から発掘を進めていた。

安土桃山時代、豊臣秀吉が天下統一後の1592年から築いた最初の伏見城は、建て始めてからわずか4年後の1596年、慶長伏見地震で倒壊し、その後、近くの場所に再建された(関ヶ原の戦いの前哨戦で焼失)。

今回見つかったのは、地震で倒壊した最初の伏見城の石垣の一部で、長さ14メートル余り、高さ2メートル80センチ、自然のままの石や加工された石が6段から7段にわたって積み上げられ、隙間が小さな石で埋められている。また、石垣に沿って幅がおよそ20メートルと見られる堀の跡も見つかった。最初の伏見城については資料がほとんど残っていない(石垣の一部が見つかっているが今回は比較的良好な状態)ことから、その全容はわかっておらず、幻の城とも言われている。

城郭に詳しく現場を視察した奈良大学の千田嘉博教授は「安土桃山時代から江戸時代にかけて、石垣の造り方がどう変わったかを知る貴重な遺構になる。秀吉が伏見城を本格的な城として造っていたことを示す大きな発見だ」と話している。

日経朝刊記事内の同志社大の鋤柄俊夫教授(中近世考古学)によると、「本丸ではないとみられる場所にも、これだけ立派な石垣を造った秀吉の力の入れようを感じる」と話している。

先日取り上げた「「お城EXPO2016」パシフィコ横浜で開催(2016年12月23日~25日)」の前に話題が一つ増えたようだ。講演会など日程・チケット情報・お城EXPO検定など含む詳細は添付上記記事内のHPをご参照願います(開催日まで随時更新)。お城EXPO検定は国宝5城(松本、犬山、彦根、姫路、松江)・重要文化財7城(弘前、丸岡、備中松山、丸亀、松山、宇和島、高知)について出題される。

ブログ内城関連